Re: 和歌山城 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2024/5/21 15:26:10 和歌山城 発掘調査資料 企画展 和歌山城の発掘調査で出土した資料を通して城の歴史や文化を紹介する企画展が和歌山市立博物館で今日から始まりました。和歌山市立博物館で今日から始まった企画展では、和歌山城の発掘調査で出土した瓦や焼き物などの資料およそ380点が展示されています。和歌山城は、1585年に紀州を平定した羽柴秀吉が、弟の秀長に命じて築かせた城で、秀長の家臣・桑山氏が城代となり、城主はその後、桑山氏から浅野家へ、1619年以降は紀伊徳川家の居城となりました。これまで城内各所で発掘調査が実施され、展示品されている出土品は、築城前の古墳時代からの器や、桑山氏の桔梗紋、浅野家の違鷹羽紋、徳川家の三葉葵紋が入った瓦、浅野家の時代のものとみられる鯱瓦に加え、江戸時代の生活の道具などが紹介されています。また、作陶を趣味とした11代藩主・斉順に関係する茶道の器で、西の丸跡から出土した御庭焼の清寧軒焼の茶碗などからは、茶を楽しむ紀州の殿様の姿や、和歌山城を舞台とする当時の文化や芸術の質の高さが偲ばれます。企画展「和歌山城を掘る」は来月16日まで和歌山市立博物館で開かれ、来月1日と15日には展示解説も行われます。 https://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=79404 和歌山市立博物館で和歌山城の発掘資料を紹介する展示会 和歌山城の発掘調査などで見つかった瓦などの資料を紹介する展示会が、和歌山市で開かれています。 この展示会は和歌山市立博物館が開いているもので、会場には国の史跡の和歌山城で、昭和57年から令和2年にかけて行われた発掘調査で見つかった瓦や食器などを中心に、およそ380点が展示されています。 このうち能や茶道を楽しむ文化的空間だった西の丸跡で見つかった数々の茶わんは、底や側面に「清寧」という刻印が施されています。 この刻印から、これらの茶わんは和歌山藩の11代藩主を務めた徳川斉順が19世紀前半に作らせたものとみられるということです。 また、ほぼ完全な姿がうかがえるように復元された「鯱瓦(しゃちがわら)」という大きな飾り瓦は、一緒に出土した瓦の家紋などから、徳川家の前に浅野家が城主を務めていたころのものとみられるということです。 博物館の前田敬彦 館長は「お城が築かれる前の古墳時代からの遺物も見つかっている。築城の前や後、戦争の時の資料も展示しているので、一周回るとお城のエリアごとの特徴や歴史を感じ取っていただけると思う」と話していました。 展示会は来月(6月)16日まで開かれています。 https://www3.nhk.or.jp/lnews/wakayama/20240528/2040017409.html |