Re: 急傾斜地工事の違法公金支出問題 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/8/18 5:53:40 豊かな森林の恵みとして、古座川の清流は多くの人々に愛されています。渓流の環境を守り、保全していくことこそ肝要であろうと思われます。 渓流の濁りについてですが、その原因が仮に、豪雨や地震等による山腹崩壊などであるとすれば、これの発生自体は自然現象であるのでいたしかたないと考えられます。早期の植生による山腹工などの治山工事が望まれます。 雨上がりの川の濁り等、異常がないかは常に地域の人々が監視を行ってくれています。 人家を守る砂防対策としては、以下の問答が参考になると思われます。 http://www.shiojiri.ne.jp/~hirayama/qa.html#Q8 Q8.でも砂防ダムがないと困るんでしょ? 砂防ダムの建設によって、土石流や土砂崩れの発生しやすい危険地域にも人が住むようになりました。しかし砂防ダムでは災害を完全に防ぐことはできません。土砂災害防止の為には、砂防ダムを作り続けることではなく、谷の出口近辺や扇状地の上部、山の急傾斜面の近くなど、土砂流出や土砂崩壊の起きやすい危険地域への人や住居の進出を止めるべきです。砂防設備の限界を考え、土砂の流出、崩壊を前提とした住み分けを考え、最も安全でお金の掛からない方法を総合的に選ぶべきです。 |