御坊市あんな事こんな事 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2025/7/16 22:41:12 今年のNHK大河ドラマに登場の紀州藩主徳川治貞は御坊市に所縁がある 市内の小竹八幡神社(紀州鉄道終点駅下車)の秋祭礼行事・戯瓢踊(けほんおどり・無形民俗文化財)の奉納前には江戸時代の「四恩状」を一番に読誦するのが代々の習わし。それを当社に下賜したのが治貞だった 内容は、この世に尊ぶべき恩として「天地(恵み)・天皇将軍(平和)・祖先(生命)・民衆(貢ぎ)」の四つを決して忘れないと宣言したもの (実物は和歌山城天守閣にある資料コーナーにて常設展示されている) 治貞は領民を慈しむ眼差しが高い明君として「紀州の麒麟」略して「紀麟公」と呼ばれ、他国でも有名になった人物である ちなみにその戯瓢踊は藩祖徳川頼宣(南龍公)から高く評価され、賛美の栄誉を授かった記録もあり、それを記念してか地元の御坊西町郵便局の風景印には頼宣を模したデザインが使用されており、県内では珍しい意匠ともいえる (治貞は肖像など残っていないので却下されたか…) あまり知られていないが、この地域の民衆と藩侯は深い縁で繋がる歴史を有し留めている |