Re: 民主党てぇ、財源はどうするの? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/10/7 18:00:12 >>266 2020年までに排出ガスを1990年比で25%減らせば、一世帯あたりの可処分所得は年間22万円減り、光熱費は14万増える。合わせて年間36万円の負担増となる、という話は本当なのだろうか? 9月27日の日経がそれは誤解だと書いている。この数字の本当の意味は違うのだという。 経済産業省がこの数字を作ったときのロジックはつぎのようなものだったそうだ。 先ず、2005年を起点として毎年1.3%ほどGDPが伸びると想定し、排出削減策を何も講じなかったときの2020年のGDP,可処分所得、光熱費、失業率を予測する。次に、25%削減に必要な対策を講じた場合の2020年について同様の数字を推測する。その差が36万円なのだそうだ。排出削減策を講じた場合でも可処分所得自体は2005年より70万以上増えるのだそうだ。 こういう前提を無視して、36万円の負担増という数字だけが一人歩きしている。これからずっと、いまより貧乏になるというイメージが浸透している。意図的に数字のそういう使い方をした人が居るのだろう。 我々も数字は鵜呑みにせずに、その出典(下記)を調べて正確に理解しなければならない。 http://www.meti.go.jp/report/downloadfiles/g90902a01j.pdf |