Re: 那智勝浦町長選挙 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2009/11/29 8:02:42 小嶋町長が自殺 退庁後自宅で首つり 町議ら「原因はまったく分からない」 那智勝浦町 那智勝浦町の小嶋英嗣町長が27日夕、自宅の自室で首つり自殺を図り、翌28日午前11時41分、搬送先の病院で死亡が確認された。55歳だった。小嶋町長は27日午後6時ごろ、心肺停止状態で町立温泉病院に運ばれ、強心剤を直接心臓に投与されて鼓動は戻ったものの、翌朝になっても自発呼吸は戻らず、予断を許さない状態だった。28日早朝から、町幹部職員が次々と役場に登庁し、今後の対応策を協議していた。多くの報道陣も玄関前や会議室に待機し、橋爪健町三次兼総務課長が簡単な会見を行い、報道陣が引き上げた1時間後に悲報が飛び込んだ。 関係者によると、小嶋町長は同日午後5時10分ごろ退庁。この日までは普段通りに職務をこなしていたという。知らせを受けた町職員や同町議会議員ら関係者が病院に駆け付けて経過を見守った。 町議のひとりは「自殺するような気配はなかった。原因はまったく分からない」と、突然の出来事に困惑した様子で話した。 搬送先の病院はこの日、新型インフルエンザの接種日で、町職員らは院内に入るのを自粛したと見られる。 小嶋町長は9月、無所属で新人、同町議会議員経験者で新宮市との合併反対というほぼ同条件での一騎打ちの選挙戦を制し、初当選した。当選証書を付与された同15日には「身の引き締まる思い。役場職員との意思疎通を図り、一枚岩となって働く」と町づくりへの決意を示した。職員から拍手と花束で歓迎されて初登庁した同28日も、同様に職員へ「頑張ろう」と訓示するなど、意欲を見せていた。 さらに、就任1か月後の本紙インタビューに「刺激を受けて、勉強の日々」と言いながらも、「日曜など休日返上で町中に飛び出している。一人でも多くの町民と言葉を交わしたいから。本音で話し合えば町づくりが見えてくる。町民のための町長だから。また、行財政改革も着実に進めている」と答え、「一日も早く『町長、頼んだよ』と、気さくに声が掛かるように信頼されたい」と、力強く語っていた。 小嶋英嗣 昭和29年、那智勝浦町生まれ。平成11年7月、同町議会議員に初当選し連続2期務めた。ボーリング会社や公衆浴場などを経営。 (紀南新聞) http://www.kinan-newspaper.co.jp/history/0911/29/01.html |