Re: 民主党支援部隊・・ガソリン値下げ隊の復活を望む! |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/1/4 17:29:14 原油 動く投機マネー、高値は90ドル台 2010.1.1 05:00 昨年末のニューヨーク・マーカンタイル取引所原油先物相場の米国産標準油種(WTI)は、中国など新興国経済の需要回復や投機マネーの流入などで年初の約2倍となる70ドル超で推移した。2010年はこの流れを受け、実態価格を上回る上昇基調が続くとの見方が支配的だ。最高値についてはエコノミスト15人のうち9人が90ドル台を予測、2人が100ドルの大台に乗るとみている。 日本総合研究所の藤井英彦調査部長は米国経済の先行き不透明感からドルへの信認が薄れ、「引き続き原油や金などへ投機マネーの流入が続くことから、1バレル=100ドルをにらむ展開もありうる」と、原油価格は引き続き高止まりが続くと読む。石油連盟の天坊昭彦会長(出光興産会長)も「再び投機マネーが主導しており、当面は実需を反映しない、価格上昇が続く」と分析する。 国際エネルギー機関(IEA)の予想によると、10年の世界の石油需要見通しは、中国やインドなど新興国を中心に拡大するため、09年比140万バレル増の日量8630万バレルとしている。 一方で価格下落を予想する声もある。原油需要の回復は、各国政府の景気刺激策の貢献度が高いだけに、対策効果の息切れによる世界経済の二番底といった不安要素があるからだ。 加えて今年下期には、米国の景気回復を背景に米連邦準備制度理事会(FRB)が利上げに踏み切るとの観測が流れており、「ドル高によって、原油価格が60ドル台に落ち込む可能性もある」(第一生命経済研究所の永濱利広主席エコノミスト)。 昨年12月22日にアンゴラで開催された石油輸出国機構(OPEC)の臨時総会では、9月の定例総会に続き、現行の減産を継続するとして目標生産量を据え置いた。原油価格が1バレル=70ドル前後で推移する中、価格を引き上げるための追加減産に踏み切る理由がないためだ。 エコノミストの最安値予想も15人のうち9人が60ドル台とみている。原油価格は60〜90ドル台の幅で推移し、一昨年のように暴騰する可能性は低そうだ。 ◇ ■アンケートの回答者 ▽熊谷亮丸・大和総研経済調査部シニアエコノミスト▽矢嶋康次・ニッセイ基礎研究所主任研究員▽菅野雅明・JPモルガン証券チーフエコノミスト▽森田京平・バークレイズ・キャピタル証券チーフエコノミスト▽白川浩道・クレディ・スイス証券チーフエコノミスト▽熊野英生・第一生命経済研究所主席エコノミスト▽上野泰也・みずほ証券チーフマーケットエコノミスト▽南武志・農林中金総合研究所主任研究員▽後藤康雄・三菱総合研究所主席研究員▽藤井英彦・日本総合研究所調査部長▽花田普・住友信託銀行調査部調査役▽斎藤大紀・信金中央金庫総合研究所主席研究員▽小泉司・浜銀総合研究所主任研究員▽木内登英・野村証券金融経済研究所チーフエコノミスト▽岩下真理・日興コーディアル証券国際市場分析部チーフマーケットエコノミスト(順不同) ※アンケートは昨年12月4〜15日にかけて行った。 SankeiBiz(サンケイビズ) http://www.sankeibiz.jp/econome/news/100101/eca1001010502004-n1.htm http://www.sankeibiz.jp/econome/news/100101/eca1001010502004-n2.htm |