「あってはならない」 白浜町嘱託職員採用問題に関して助役が委員会で謝罪 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2006/1/27 17:33:58 「あってはならない」 白浜町嘱託職員採用問題について榎本助役が委員会で謝罪 白浜町が2004年5月に実施した嘱託職員の採用試験結果の改ざん問題をめぐり、町議会総務観光常任委員会(南勝弥委員長、5人)が24日開かれた。 榎本忠晴助役は「町長の決定後といえども結果を書き直したという事実はあってはならない。こうした事態を招きおわびする」と謝罪した。 委員会が審議しているのは、町が上下水道課の嘱託職員採用試験で、町長が決めた採用内定者の試験点数を上位になるよう、担当職員が点数を改ざんした問題。同日の委員会には立谷誠一町長は招集されなかった。 楠本隆典議長は、町が採用内定者に通知したのは04年5月22日で、内定に関する稟議(りんぎ)書の押印があったのは4日後の26日だったことを指摘。「この順序はおかしいのではないか」と質問した。 榎本助役は、それまでの水道事業に関する決裁は、町長にしか回っていないこともあったとした上で「チェック機能が万全だったと確信を持っていえない。大きな反省点だ」と述べた。 正木秀男議員は「町長が言う裁量の幅はどういう法的な根拠があるのか」と質問。 榎本助役は「任命権者の裁量について地方公務員法を解説した資料を基に町長が判断されたものだと思う」と答えた。 十河唯典議員は「採用試験の信用が全然なくなった。合併までに問題を明らかにして信用を取り戻してもらいたい」と求めた。 議長から、町長や試験担当者職員の処分の有無についての質問があり、榎本助役は「現段階での言及は差し控えたい」と答えた。 |