Re: 次期参議院選挙民主党の行方は? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/1/17 16:58:58 ★小沢マネー:側近逮捕の衝撃/中 「あいさつなしか」 ゼネコンを威圧 ・西松建設の元幹部は、東北地方の公共工事で現地の幹部が「談合の仕切り役」とされる鹿島東北支店の 担当役員にささやかれて身震いした様子を証言した。 「おたくは胆沢ダムいらないの? 怒ってるよ」。ささやかれた幹部は、どこが怒っているかはすぐ分かった。 小沢民主党幹事長の公設第1秘書、大久保隆規容疑者=公判中、16日に政治資金規正法違反容疑で逮捕=を 訪問し、平謝りしたという。 「小沢ダム」の別名は、その位置関係ゆえではむろんない。 元幹部は続けた。「大久保秘書はダムの工事業者を『うちにあいさつにも来ないですよね』と脅していた。あの 大きなダムが東京ではなく東北の談合で仕切りになったのも小沢事務所の力」。大久保秘書に平謝りしていなければ 約47億円分の工事を取れたかどうか。ただ、謝罪時に「持参品」があったのか、元幹部は記者には明らかにしなかった。 昨年12月18日の東京地裁。西松建設から違法献金を受けたとして、政治資金規正法違反に問われた大久保 秘書の初公判で検察側は冒頭陳述や鹿島の「談合の仕切り役」の調書読み上げで、東北地方での小沢事務所の 「ゼネコン支配」の一端を指摘した。「小沢事務所の意向が『天の声』として機能し、従わざるを得なくなっていった…」 「鹿島を通じた談合への決定的な影響を背景に、選挙の支援や多額の献金をゼネコンに要求してきた…」 西松建設事件の捜査で特捜部は昨年3月、東京・赤坂の小沢氏の個人事務所からパソコンデータを押収した。 ゼネコンと下請け業者からの献金状況がグループ別に管理され、鹿島など8社からの寄付やパーティー券収入の 合計額は00〜06年で約6億円に上っていた。大半は小沢氏の資金管理団体「陸山会」に移され、収入源の中心を なしていた。 準大手ゼネコンで小沢事務所を担当する幹部はため息をついた。「パーティー券を50枚も買わせて『何月何日の 券が1枚分未納』と言ってくる。日本で一番怖い」。なぜ資金を提供するのか、との問いには、こう答えた。「やくざに 殴られたことなくても怖いよね。失礼だけどそんな感じ。『場所代出せ』と言われたら出す。そうしないと邪魔される。 1社残らずやってる。出さないとうちだけ外されるかもしれない」 岩手県内の建設業者は小沢事務所の選挙についてこう証言した。「『小沢選挙』は人件費がかからない。全部、 建設業者のボランティア」。業界が元気なころには50〜60社で1社平均2人、受注できたところは3人が選挙事務所を 手伝った。「担当セクションが皆さんプロ化してるから決まってるんです。組織部とか遊説部とか。そこの長は、下手な 秘書より精通してる」 接待で秋波を送る業者もあった。「オーさんは仕事で大事な方。失礼のないように」。東京・向島の高級料亭で、 そう芸者に耳打ちしたのは中堅ゼネコン「水谷建設」(三重県桑名市)の幹部。「オーさん」は大久保秘書のことだ。 店の関係者は「2人はいつも数十分間、人払いして密談した後、芸者を呼んでいた」。胆沢ダムの下請け工事受注の 謝礼として小沢氏側に04〜05年、計1億円を渡したとの水谷建設側の供述が、捜査の焦点となっている。(以上、一部略) http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100117ddm041010074000c.html |