Re: 新・民意無視の民主党について語ろう |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/2/6 9:28:58 【佐藤優の地球を斬る】民主の「ファシズム」 顕在化の恐怖 http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/354452/ 2010/02/06 08:43 〜 省略 〜 いずれにせよ、小沢氏を起訴できなかったという結果から判断すると、検察の目的は達成されなかった。もっともこれで小沢幹事長が勝利したという評価はできない。 政党助成金制度が導入され、国民の税金を用いて政治活動が行われるようになってから、政治資金規正法は以前よりも厳格に適用されるべきであるという検察の主張には説得力がある。この機会に政治とカネの問題を、司法に委ねるのではなく、立法府が自ら解決することが求められる。 ■民意無視する傾向 筆者が現在、もっとも懸念しているのは、民主党に潜在するファシズムだ。検察は、鳩山総理、小沢幹事長という民主党新政権の最高実力者2人を捜査対象にした。このような事例は過去になかった。ここで突き放して状況を見てみよう。今回の検察と民主党政権の対決は、偶然の要素に支配されるところが大きい。仮に2009年3月3日に特捜部が、小沢氏の公設第一秘書大久保隆規氏を逮捕、起訴することがなかったならば、今回のような検察と民主党の対立は生じなかった。 この年8月30日の選挙で、民主党は308議席を獲得し、圧勝した。検察が民主党と対峙(たいじ)したことが、結果として民主党を牽制(けんせい)する要因になっていた。民主党には、民意を平気で無視するような傾向がある。例えば、普天間飛行場移設問題に関して1月24日の名護市長選挙の結果を斟酌(しんしゃく)する必要がないと平野博文内閣官房長官は公言した。石井一参議院議員は、民主党が創価学会を監視する必要があると述べたことがある。宗教弾圧につながりかねない危険な発想だ。検察による牽制が外れ、民主党が数の力で、ファッショ化傾向を強めることを筆者は懸念する。 (作家、元外務省主任分析官 佐藤優/SANKEI EXPRESS) |