| Re: 和歌山市の平成２２年度の予算案 |
投稿者： 名無しさん 投稿日時： 2010/2/17 18:51:23 和歌山市の新年度予算案 2010/02/17 16:24 和歌山市は前の年度を３・６％上回る１３４７億円余りの平成２２年度一般会計当初予算案を今日、発表し、大橋建一市長は健全財政の維持を図りつつ市民生活の安定を図った「今を支え未来を開く予算」とアピールしました。 和歌山市の平成２２年度の一般会計の規模は１３４７億５８２万円で、前の年度をおよそ４６億円、率にして３・６％上回りました。 ３年連続で前の年度を上回っていますが、今年６月から支給がスタートする子ども手当て分が６５億円含まれていて、実質的には前の年度とほぼ同じ予算規模となります。 歳入のうち、市税収入は景気低迷の影響を受け前の年度を５・８％下回る５６５億８００万円と見込んでいて、特に法人市民税は前年度比マイナス３９・８％と過去最大の下げ幅となりそうです。 これに対し地方交付税は１１２億２６００万円で前の年度を７・３％上回りました。 市の借金に当たる市債を１８７億５１００万円発行しますが、それでも財源不足が生じるため、市の貯金にあたる基金を２０億２０００万円取り崩します。 一方の歳出では、職員数の減少などにより、人件費が前の年度を３・７％下回る２８３億８４００万円となりました。 また、子ども手当てや生活保護費の増大で扶助費が前の年度を１９・９％上回る３６７億８００万円となりました。 借金の返済にあたる公債費は、前の年度を３・９％下回る１５４億３２００万円、投資的経費も前の年度を４・７％下回る１３９億１９００万円となりました。 依然、市の財政状況は厳しく、平成２２年度末の市債の残高は、前の年度よりおよそ６１億円増え過去最高の１５７８億７０００万円となる見込みで、市民一人当たり４２万円の借金となります。 和歌山市は新年度に「安心して安全に暮らせるまち」「市民と地域がつくる元気なまち」「自然環境と都市基盤が調和した快適なまち」など５つの柱に沿った政策を上げています。 主な新規事業は、和歌山市中之島の紀和駅周辺のおよそ１・５�任忘匈音�の避難場所や防災活動拠点となる防災公園を整備する費用として８億５６００万円、メタボリックシンドロームを検査する特定健康診査に心電図や腎機能、尿酸などの検査項目を加え自己負担金を無料化する費用に３億４４００万円、中心市街地の活性化のため和歌山市駅前の道路や歩道の整備、街路灯設置費用として９４００万円、和歌山市南東部へ新たなインターチェンジの設置の可能性を調査する費用として５９０万円、スカイタウンつつじが丘にテニスコートを整備する費用として２９億１３００万円などが計上されています。 生かし大橋市長一般会計のほか、国民健康保険事業や下水道事業、それに公営企業会計など総額１３９７億２４００万円の１７の特別会計の予算案も発表されています。 一般会計案や特別会計案をはじめ、平成２１年度の補正分を含めた予算案や条例案６９件を審議する和歌山市の２月定例市議会は今月２３日に開会します。 （テレビ和歌山） http://www.tv-wakayama.co.jp/news_w/news.php |
