Re: 今後の和歌山市 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/3/10 10:13:08 >460 感情論としては色々あるかと思いますが、基本的に公共投資に よって利益を享受できる人の多少を考える必要はないと思いま す。 これまでのような右肩成長の時代では確かに人口が多い(納税者 が多い)というだけで税金を投入し底上げを図っていくことは 一定の効果を果たしていたかと思います。しかし、これが昔の 建設省が掲げていた「国土の均衡ある発展」であり、ゼネコン 天国の温床となっていた考え方です。 しかし、今のような人口減少、資本のアジアへの流出が本格化し バラマキをしていてはこの先ジリ貧になります。日本全体の成長 が見込めない中にあっては強いところを伸ばし、全体を引っ張っ ていく優秀な何かを育てていくことが本来のあるべき姿です。 このことから、大阪からみて利便性の低い和歌山市をただ 県都(納税者が多い等)と理由だけで他市町より優先させるべき との主張はどうかと思います。利便性の高い岩出市が和歌山市 より発展し、引っ張っていけばいいだけのことではないでしょう か。(恐らく実現はしないでしょう。岩出市が追い抜くほどの 投資が外から大量に継続して入ってくるとは思えませんからね。) ※ もっと身近な例でいうと、ぶらくり丁は必要ですか?魅力的な 商品は揃ってますか?あなた、そこで買いますか?ということ です。時代に合わなくなったところに幾らカネを注ぎ込んでも ダメなものは伸びません。延命治療は周囲の人々をも苦しめます。 国交省等はいまになって中心市街地活性化と言っていますが、 要は郊外化して公共サービスにカネがかかるようになったけれど 低成長時代に入りこれまで通りのサービス維持が困難になった。 だから人やモノを郊外から再度中心地に引き戻そうとしている 。これだけのことです。いつものことながら猫の目のようにコロコロ変わる政策です。 |