Re: 早くできたらいいな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/4/9 17:15:59 高速4車線化、御坊―田辺は見送り 国交相「効果が不透明」 前原誠司国土交通相は9日、高速道路の割引などに使う原資の一部を高速道路整備に転用することにより、2009年10月の補正予算見直しで全面凍結していた4車線化6区間のうち、関越道上越線の信濃町(長野県)―上越ジャンクション(新潟県)など4区間を整備すると発表した。近畿自動車道紀勢線の御坊―南紀田辺間の事業は見送られた。 高速道路の料金割引などに充てる利便増進計画では、既に3兆円が手当てされている。このうち「上限千円」などで使われた5千億円を除く残り2兆5千億円の中から、1兆4千億円を道路整備に回すとした。建設に回すには道路整備事業財政特別措置法の改正が必要で、国交省は今国会に改正案を提出している。 整備が見送られたのは近畿自動車道紀勢線のほか、長崎県の九州横断道長崎大分線(長崎―長崎多良見)で、「事業の効果が不透明」と理由を述べた。 整備を進めるのは4区間以外では、09年4月の国土開発幹線自動車道建設会議で新規整備するとされていた東京外郭環状道路(関越―東名)、名古屋環状2号線(名古屋西―飛島)、茨城県の東関東道水戸線(潮来―鉾田)。 知事「甚だ遺憾」 御坊―南紀田辺間の4車線化が見送られることについて仁坂吉伸知事は「甚だ遺憾。海南から南紀田辺までは全国でも1、2を争う渋滞区間。整備可能な区間から着手する方が効率が良い。政府が先にすべきだと考えている有田―御坊間も今年中に(事業着手に必要な)都市計画が決定する。田辺までの4車線化をできるだけ早く実現できるよう国に訴えていく」と述べた。 田辺市の真砂充敏市長は「見送りは大変残念。御坊―田辺間は当初計画より2倍程度の利用がある区間。対面通行による人身事故が多く発生しており、4車線化は住民の悲願。今後も粘り強く要望を続けたい」と話した。 (2010年04月09日更新) |