Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/4/27 6:52:29 「近大マグロ」を白浜温泉の名物に 観光協会と旅館組合 4月26日17時8分配信 紀伊民報 和歌山県白浜町の白浜観光協会と白浜温泉旅館協同組合は、近畿大学水産研究所(同町)が養殖しているクロマグロ「近大マグロ」を、温泉街のブランド食材にしようと取り組みを始めた。宿泊施設や飲食店、鮮魚店の経営者らを対象に開いた試食会では「料理の幅が広い食材」と取り組みに意欲的な意見が多かった。温泉街の鮮魚店4軒は、5月から試験的に販売する。 クロマグロの養殖研究は、近畿大学水産研究所が串本町の大島実験場で1970年に着手した。2002年、完全養殖に世界で初めて成功し、04年から市場に出荷されている。 主に首都圏や関西都市部の百貨店で販売され、「全身トロ」との評価もあり、ブランドイメージができている。 一方、白浜温泉では07年から同水産研究所の養殖クエの活用に取り組み、温泉街の名物「紀州本九絵」としてPR。中田力・白浜観光協会長は「この3年で白浜といえばクエという認識が全国に広まった」と話し、ブランド食材として定着させた。近大マグロについては「地元で研究されているのに、なかなか味わえない食材だった。地産地消の取り組みも合わせ、クエに続く白浜の名物に育てたい」(中田会長)と意気込んでいる。 試食会は温泉街のホテルで25日にあり、約50人が参加した。内臓などを除いた重さ約45キロの近大マグロを解体。赤身、中トロ、大トロの刺し身と握りのほか、骨と骨との間の身(セセリ)や鼻先の軟骨を使った料理なども並んだ。 参加したホテルの調理師(56)は「調理のバリエーションが広い食材。焼いてもおいしい。脂分が多いので、それをどう生かすか課題だが楽しみだ」と話した。飲食店経営者(63)は「短冊や小さいブロックにして販売してもらわないと、一般の飲食店では扱いづらいのでは」と話し、魅力と課題を挙げた。 5月から試験的に販売するという鮮魚店の経営者(56)は「重さ35キロ前後が平均のよう。日持ちや価格の問題など、各関係者にとって課題や関心事項はさまざま。実際に扱ってみて話し合い、よりよい取り組み方を探したい。クエのように定着するとうれしい」と期待を寄せていた。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100426-00000002-agara-l30 |