Re: 嘘つき民主党 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/5/20 22:20:58 鳩山由紀夫首相が解決に「職を賭す」とまで言い切った米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市) 移設問題は、同県名護市辺野古のキャンプ・シュワブ沿岸部を埋め立てて滑走路を建設する現行案に 回帰しつつあるようだ。昨年12月に現行案を白紙に戻して以降、政府は代替案を検討しては、 米国や地元の事情から断念することの繰り返し。首相に対する沖縄の期待は、怒りと失望に変わり、 その政治責任が厳しく問われようとしている。 20日の参院外交防衛委員会。自民党の山本一太氏は、政府が米側に移説先を「辺野古周辺」と 伝えたことを念頭に、「なぜ現行案では駄目なのか」とただすと、北沢俊美防衛相は「現行案の 全面否定からスタートしたのではない」などと、苦しい答弁。首相は同日夜、記者団から現状を ただされると「5月末に向けて、私は最終的な努力を行っている」とかわした。 就任前に「最低でも県外」と発言した首相は、鹿児島県・徳之島への移設を模索したものの、 地元の反対などから、「部隊の一部移転」、さらには「訓練の一部移転」へと後退。シュワブ陸上案や 沖縄県うるま市の勝連半島沖埋め立て案も浮上したが、程なく消えた。 辺野古の浅瀬にくい打ち桟橋方式で代替施設を造る案は、テロへのぜい弱性を理由に米側が拒否 している。首相は、自ら「自然への冒涜(ぼうとく)」と否定した埋め立て方式を採用せざるを 得ない状況に追い込まれつつある。 そもそも、くい打ち桟橋方式は、かつて米側が反対した案。防衛省関係者は、再び持ち出したこと について「官邸から『自民党と同じことはできない』と指示されたから」と打ち明ける。政府が 急きょ検討し始めた、ヘドロを用いた「環境造成型」の埋め立て工法も、現行案の全面採用だけは 避けたいとする首相の意向が背景にある。 首相は21日に来日するクリントン米国務長官に検討状況を説明。月内に米側と大枠合意にこぎつけ、 「5月決着」を果たしたと主張したい考えだが、首相への風当たりが強まるのは必至だ。 ▽時事ドットコム http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2010052001024 |