Re: 詐欺政党・民主党について語ろう |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2010/7/20 13:13:00 普天間隠しの消費税 「普天間でこうなっているときこそ、消費税増税という 力強いメッセージを出そうよ」 首相官邸にいた高官の一人は、菅がそう意気込んで 持ちかけてきたのを覚えている。 そのころ、米軍普天間基地問題が迷走していた。 菅の消費税増税案は、参院選を控えるのに支持率が 急落する民主党政権を、再び浮揚させる狙いがあった。 関係者によると、菅はこのとき2010年度の国債発行額 約44兆円を消費税で賄う考えでいた。 おおざっぱな計算だが、消費税率1%で2兆円余の 税収になるため、単純に約44兆円をそれで割ると、22%になる。 つまり現行から「17%増の22%にしよう」と言い出したのである。 菅が依拠した論理は、世代間格差の是正だった。 増税を先延ばしにし、歳入を新規国債の発行に依存すれば、 それだけ今の子どもたちの世代に負担がかかる。 現役世代が安逸な生活を維持する半面、子や孫の世代に 負債を押しつけてきたこれまでのやり方は、 世代間の格差を広げるだけ、と考えた。 菅は鳩山にも増税を進言したが、鳩山は昨年9月の民主、 社民、国民新3党の連立合意で、任期中は消費税を上げない、と 明記した当事者である。 当然「次の選挙で国民の信を問うてからでないとできない」との 原則論を譲らない。 鳩山の側近も「上げる前に行財政改革などやるべきことを やらないと」と、先走る菅を諌めている。 結局、鳩山が「参院選後に協議を始めるのはいいよ」と折れ、 民主党のマニフェストの文言は、その線でまとめられることに なった。 |