県警悩ます「迷惑110番」急増 |
投稿者: 和歌山県民 投稿日時: 2011/1/11 21:31:36 県警悩ます「迷惑110番」急増 和歌山 2011.1.11 02:38 ■トイレの水止まらぬ/パトカーで送迎して/警察署に1泊させて 「トイレの水が止まらない」「パトカーで家まで送って」。昨年1年間にあった110番通報のうち、こんな「いたずら」通報が大幅に増えていたことが県警通信指令室のまとめで分かった。10日は「110番の日」だった。 同室は昨年中、警察官が出動しなかった緊急性のない「いたずら」通報を前年より601件多い5206件受理。なかには「便秘でおなかが痛い」といった医者に相談すべきことや、「交番の駐車場に車を止めさせて」「1晩だけ警察署に泊めさせて」などの自分勝手な内容も。揚げ句の果てには「ラーメン食べに来てよ」といった勧誘まで。 悪質なケースは検挙される場合も。和歌山市内で昨年6月ごろ、うその110番通報をしたとして軽犯罪法違反容疑で市内に住む男子中学生3人を検挙。3人は「パトカーが来て騒ぎになるのが楽しかった」と供述したという。 一方、年間の110番通報7万4734件(前年比2・8%増)のうち、交通事故や事件情報だった「有効件数」は6万681件(同2・6%増)。全体に占める割合は約82%で過去最高となった。 同室は「携帯電話の普及で110番が気軽になり適正な利用も進んだとみられる。しかし、いたずらや相談のために本当の緊急事態に支障が出てはいけない」として、不急の用は警察相談電話((電)073・432・0110または#9110)の利用を呼びかけている。 http://sankei.jp.msn.com/region/kinki/wakayama/110111/wky1101110238004-n1.htm |