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524番の記事
Re: 今後の和歌山市

投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/1/31 7:11:18

老舗2書店きょう閉店

和歌山の市街地 県内では10年で半減 活字離れ急速に進み
 和歌山市内の中心市街地で長く親しまれた2店の老舗書店が31日に同時に閉店する。江戸時代から続く同市雑賀町の「津田書店」と、1893年(明治26年)創業の宮井平安堂の同市内の最後の1店。県内の書店は、老舗に限らず続々と姿を消しており、書店数はこの10年でほぼ半減。活字離れやネット販売の普及などで、書店を取り巻く環境は年々厳しくなっており、同市出身の作家神坂次郎さんは「時代の流れかもしれないが、若い頃、時間があれば本屋に立ち寄っていた者からすれば非常に寂しい」と話している。

 幕末に創業した津田書店は、市街中心部で約160年間続いた店を、31日で閉める。これで、江戸時代から続く同市内の書店は、同市元寺町の「帯伊書店」だけとなる。

 また、昨年6月に和歌山市本町の自社ビル内にある本店の書籍部門を閉鎖した宮井平安堂は、同市友田町の商業複合施設MIO内にある「JR和歌山駅店」を、「経営上の判断」を理由に、31日で閉店する。

 同社の書店はフランチャイズの貴志川店(紀の川市)のみとなり、書籍を販売する直営店はなくなるが、花岡智彦社長は「本店は近い将来、再開したい。再度、原点に戻り、『本屋らしい本屋』を目指す」と話す。

 全国の書店を調査している出版社「アルメディア」によると、2000年5月に251店あった県内の書店は、10年には132店にまで減っている。

 県書店商業組合の久保田修平さんは、「地域に密着した町の本屋は、周辺のお客さんの傾向をつかみ、店ごとの特色を持っている。そんな店が消えていくのは残念」とため息をつき、「複合型店や大型店の進出のほか、コンビニエンスストアによる雑誌の取り扱いの影響も大きい。だが、最大の要因は急速に進む活字離れだ」と指摘する。

 総務省の家計調査では、09年の和歌山市の1世帯あたりの書籍購入頻度は4・01回で全国平均(6・25回)を大きく下回り、全国の県庁所在地の中で最下位。書籍への支出金額も1世帯あたり6225円と、全国平均(9216円)の3分の2にとどまり、宮崎市に次いで低い水準となっている。

 和歌山大教育学部の菊川恵三教授(国語教育)は、「本を読む時間もないほど、市民に経済的なゆとりがなくなっているのでは」と分析。「情報を早く手に入れることが重視されがちだが、得た情報を利用できなければ意味がない。物事を深く考えるには本が一番いい」と強調し、活字離れに警鐘を鳴らしている。

(2011年1月31日 読売新聞)

http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/wakayama/news/20110130-OYT8T00697.htm

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