Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/2/4 1:50:28 ティファニー和歌山店閉店へ 消費の低迷が続く中、アメリカに本社を置く宝飾品などの高級ブランド店が和歌山県内で唯一の直営店を今月末で閉店することを決め、和歌山の景気の落ち込みを象徴する動きとして注目されます。 関係者によりますと、閉店する方針を決めたのは、JR和歌山駅に隣接する近鉄百貨店和歌山店の中に入る「ティファニー近鉄和歌山店」です。 「ティファニー近鉄和歌山店」は和歌山県内で唯一の直営店として、平成16年のオープン以来、ダイヤモンドをあしらった指輪やネックレスなどの高級なアクセサリーの販売を行ってきました。 しかし、最近は消費の低迷が続いている上、商業施設が集中する大阪に買い物客が流れていることなどを背景に売り上げが伸び悩み、百貨店との契約期間が終わる今月28日をもって、閉店することを決めたということです。 経済産業省によりますと、和歌山市内の小売り業者が販売した商品の総額は、平成19年の調査で3600億円余と、10年前より1000億円近く落ち込んでいます。ティファニーでは「閉店するのは残念だ。近鉄和歌山店のお客様は今後は大阪など近隣の店舗に行ってもらいたい」としています。 一方、近鉄百貨店は「消費者の低価格志向が強まる中、閉店に合意した。消費者のニーズにあわせた店舗作りを展開していきたい」と話しています。 和歌山社会経済研究所の木下雅夫理事はティファニーが閉店することについて、「和歌山市内の商業が疲弊していることの一つの象徴だ」としたうえで「和歌山市外に大規模小売店がここ10年ほどで多く作られ、消費者のニーズとマッチした。和歌山市内の商業魅力が低下したことと、市外の商業施設の充実があいまって商業の低迷につながっている」と分析しました。そして、和歌山市の商業の活性化について「大阪市内などの有名店舗と同じ土俵で勝負する必要はない。和歌山市の商業にはどういうポイントが必要か共通認識を持ってそれぞれの店や商店街などの組織が周囲の消費者と連携しながら活路を見いだしてほしい」と述べました。 02月03日 18時21分 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2043806951.html |