Re: 県会議員選挙橋本選挙区 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/2/28 0:58:31 私たちの未来は私たちの手で!! たき 洋一 昨年、和歌山県の人口は100万人を切りました。国立社会保障・人口問題研究所の推計によると25年後には73万人になると予測されています。経済成長率は全国最下位の47位です。 地域主権を強く推し進める政府とともに連携できる和歌山県とならなくては変えていくことはできません。地域主権を進める立場で政府・民主党は今年度予算に一括交付金5120億円を盛り込みました。また、これとは別に自公政権の時代と比べ、地方交付金を1.6兆円も増額しています。これらを利用し、和歌山県独自の経済政策や医療・福祉政策、観光政策、インフラ政策を行うことができます。 特に私は、医療・福祉政策を重視する政策を訴えています。救急医療体制の枠組みを変え、30分以内で、しかも24時間いつでも診療が受けられる体制を作っていかなければならないと思っています。 徹底した情報公開とムダづかいの見直しを行うとともに、議員定数の削減と議員特権、特に議員年金の廃止に取り組みます。 私は、橋本市議会議員になる以前から、街頭や駅にたち市民のみなさんの声を聞いてきました。その活動も6年目になります。その活動のなかで一番の思いは、「私たちの未来は私たちので!!」という思いです。私は政府与党の一員として、みなさんと一緒に橋本市を、和歌山県を変えていきます。 「命を守る政治」 現在ほど、命を守るために政治の力が必要とされている時代はありません。 都会と地方との医療格差の問題は深刻の度をましているように思います。この橋本市においても、病院の多くが経営に苦しみ、医療に従事する医師や看護師の確保が困難を極め、橋本市に住む市民の医療を地元にある病院で対応できないという事態になっています。 私も、地域の政府与党の民主党メンバーとして、橋本市民病院をはじめとする医療関係者のみなさんからの多くのお声をいただき、政府与党にきちんと陳情・要望をしています。 特にこの橋本市に関しては、内科医不足は深刻です。お医者さんがいないために当直勤務ができない事態もでてきているようです。 さらに和歌山県が行っている和歌山北部小児救急医療ネットワーク「すこやかキッズ」にも大きな問題点があります。「すこやかキッズ」という名前は非常に美しいものなのですが、この小児救急医療ネットワークが管轄する範囲が広すぎるという点があります。東西は和歌山市から橋本市、南北には日高郡までを含めた地域となっており、拠点は和歌山市にある夜間・休日応急診療センターとなっています。一刻も早い処置を求められる医療、ましてや小児救急の場において、これほどの広い範囲を和歌山市だけに拠点を置いていたのでは、緊急の場合には間に合わないという事態を招きかねません。しかも、この和歌山市においている拠点にこの橋本市からも月に2日、2名の小児科医を派遣しないといけないことになっているのです。ただでさえ、橋本市において医師不足が深刻なのに、和歌山市に医師を持っていかれるというのはおかしな話ですし、地域医療の崩壊を招きかねません。 具合が悪くなるというものはいつなんどき、どこでおこるものかわかりません。病気やけがには、昼も夜も関係ないのです。突然の病気やけがには、一番近くにある病院できちんとした対応できる体制を作っていかないといけません。 そこで、地方の医師不足を解消するために、政府は地域医療支援センターを各地域に設立し、医師をきちんとした形で配置を行う仕組みを作ろうとしています。来年度の予算(平成23年度予算)では、5.5億円が計上されています。政府はこの仕組みが機能すれば、医師不足が解消するとしていますが、本当にそうなるか、きちんと監視していかないといけないと思っています。 「市民の命を守る」これが、私の政治の第一の目標です。 「徹底した情報公開」 私たちは毎月、決まって県民税を支払っています。しかし、その税金がどのように使われているかというのは、県民のみなさんには、知らされていないのではないでしょうか。 特に私が、みなさんに考えていただきたいのが「紀の国森づくり税」のことです。県民一人あたり、500円を税金として支払っています。「森づくり税」と言えば大変聞こえがいいのですが、これが、本当に和歌山の森を保全していくために使われているかは、疑問があるところです。 私は、みなさんが支払っていただく県民税がどのように使われているのか。また、その使われ方にムダがないかをしっかりと情報公開を行い、監視していく仕組みを作っていきます。 「議員年金は受け取りません」 議員特権で、まずみなさんが思い浮かべるのが、議員年金ではないでしょうか。一般的に年金は25年の加入が必要です。しかし、議員年金は在職3期、12年で受給資格が得られます。これは、一般の人から見れば「議員特権」の何物でもありません。私は、この議員年金の廃止を提案していきます。 「議員定数を削減します」 また、議員定数は地方自治法上許される最大議員数を維持した最後の都道府県議会です。今回4議席を削減しますが、橋本市では逆に1議席増えています。県議会の仕事の様子が見えない中、定数増は必要だったのでしょうか。 今回の増員は、高野口町と合併して有権者が増えたからというのが理由ですが、本来平成19年の一般選挙で増員すべきです。あくまでも自分たちの議席を維持するための議員定数の考え方も改めます。 |