Re: 県知事諮問機関の委員だった介護福祉関係NPOの前理事長が覚せい剤取締法違反の疑いで、警察に逮捕 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2007/9/20 15:47:50 変な声明が出ているな。NPO全体なんて関係がなく、このNPOの 問題って誰もがわかっているのに。 理 事 長 声 明 (NPO法人に関する報道についての声明) NPO法人和歌山ケアマネージャーの会の前理事長が覚せい剤取締法違反の 罪で起訴されたことを受けて、和歌山市は9月12日、NPO法人和歌山ケア マネージャーの会に委託していた高齢者への支援業務の見直しを決め、新しい 委託先を選定することにしたとのことである。 この前理事長の事件の詳細については不明であるが、この前理事長の行為は、 これまで高齢者の自立支援活動を積極的に展開し、地域包括支援センターとい う重要な役割を担ってきた和歌山ケアマネージャーの会の利用者並びに関係者 の信頼を裏切るものであり、極めて遺憾である。 和歌山ケアマネージャーの会の役職員及び会員は、その法人活動の社会的責 任の重要性を十分自覚し、今回の問題に対し全力を尽くして対応し、社会的信 頼の回復に努め再起されることを願うものである。 多くのNPOでは、役職員・会員等が懸命に社会貢献活動に努力していると ころであるが、改めて、NPOの役員等の責任の重さというものを自覚してい ただき、組織運営は無論のこと、これに関わる役職員等の法令遵守(コンプラ イアンス)についても徹底するようお願いしたい。 また、報道機関には、今回の事件報道に関して、以下の点を留意されたくお 願いしたい。 今回の事件は、NPO法人の活動に関する事件ではなく、あくまでも前理事 長個人の犯罪行為である。しかしながら、その報道の仕方によっては、NPO 全体に対する社会的評価にまで影響を及ぼしかねない。 今回の事件報道において、私たちは、報道機関がNPOやNPO法人の活動 の質的側面ではなく、前理事長個人の犯罪報道の際し、NPOやNPO法人と いう「属性」をもって論評されることについて、強い危機感を抱いているもの である。 NPOは、行政や民間企業ではサポート出来ていない社会的な課題に対し、 市民が自発的にこれに参画し、社会貢献活動を展開しているところであり、多 くのNPOが真面目に社会貢献活動に取り組んでいることはご承知のとおりで ある。 私たちは、この事件報道にあたっては、この前理事長の個人的犯罪とNPO 活動等を明確に区別していただき、他のNPOに対する社会的信頼が損なわれ ることのないよう配慮をお願いしたい。 平成19年 9 月 15 日 NPO法人わかやまNPOセンター 理事長 豊 田 泰 史 http://www.wnc.jp/pdf/seimei.pdf |