Re: 馬鹿野郎民主党 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/4/8 23:49:33 1号機、震災後早い段階で「空だき」 7日の地震では、大きな影響がなかった福島第一原発。原子炉への注水や窒素の注入が進む中、3月11日の震災直後の1号機のデータが東京電力から示され、1号機ではかなり早い段階から燃料棒がむき出しになる『空だき』の状態になっていたことがわかりました。 8日の福島第一原発。7日夜の地震では震度5弱が観測されましたが、原子炉を冷やすための注水や1号機での水素爆発を防ぐための窒素の注入は7日と変わらず続けられているといいます。 「特に異常はない。通常の作業を行う前に事前確認といったタイミングで、現場に異常がないかを確認する」(東京電力福島事務所、8日午前9時半ごろ) こうした中、震災直後の先月11日の夕方から13日にかけての原子炉データが初めて報道陣に示されました。 これは1号機の原子炉の水位のデータ。地震からおよそ7時間後には燃料棒の一部が露出するまであと450ミリという状態にまで水位が下がっていました。2号機や3号機に比べても極端に低いです。しかし、この段階ではまだ原子炉を制御できていたと東京電力は分析しています。 「それ以降は(水位を)1300ミリで保っているので、システムはある程度機能していた」(東京電力本社、8日午前11時半ごろ) 津波によって電源が失われ危機的状況になったのではなく、地震による何らかの損傷が起きた可能性も低いとの見解も示しました。その後、本当の危機がやって来たのは震災の翌日、12日の午前7時ごろからです。 原子炉の水位は急速に下がり始め、午前9時前にはマイナス、つまり燃料棒が一部むき出しになり空だき状態が始まったことを意味します。この時点で、2号機や3号機ではまだ燃料棒は冷却水に浸かっていました。 「機能を失って(水位が)下がるタイミングは1号機が1番早かった」(東京電力本社、8日午前11時半ごろ) 空だき状態となった1号機では水素が発生、そのおよそ6時間後、建屋の上部を吹き飛ばす水素爆発が起きました。1号機の水位を保てなかった理由について東京電力は・・・。 「バルブが閉まってしまっているという情報を聞いているが、なんで閉まってしまったのか分からない」(東京電力本社、8日午前11時半ごろ) 福島第一原発では、復旧はおろか冷却機能の回復への見通しも全くたっていませんが、初動の判断が適切だったかいずれ問われることになります。 (08日16:14) (TBS) http://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4695294.html |