Re: すさみ町長選挙、町会議員選挙始まりました。 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/4/22 9:16:32 「ダブル選」すさみ町の課題 ◎津波 想定値に不安の声/活性化 道路整備に望み 今回の統一地方選で唯一、首長と議会のダブル選となっているすさみ町。24日の投開票日を前に、町の課題を探った。 昨年12月、JR周参見駅(同町周参見)近くに高さ約3・5メートルの鉄骨製の構造物が完成した。津波避難タワーだ。町が約1900万円をかけて建設した。約100人が避難できる。 昭和南海地震などを元に県が想定したこの辺りの浸水の深さは最大50センチ。しかし、東日本大震災での巨大津波発生を受けて早くも不安の声が住民から上がっている。近くの女性(67)は「東北の津波をテレビで見たが、50センチは低すぎるのでは」と心配する。 もし東南海・南海地震が起これば、町には10分ほどで津波の第一波が押し寄せると想定されている。今回の震災を受けて、これまでの津波の想定や避難方法のあり方が問い直されるのは必至だ。 一方、町は急激な人口減少と高齢化にも悩まされている。人口はこの10年間で約千人減って今年3月末時点で4876人。10年前に34・7%だった町の高齢化率(65歳以上の人の割合)は昨年3月末時点で県内30市町村中3位の40・5%まで上昇している。 活性化のために町は民間とも協力して特産のカツオやイノブタのブランド化に取り組んでいる。阪和自動車道が2015年に町まで延伸される計画の実現にも期待がかかる。漁業の男性(61)は「高速道路ができれば新鮮なカツオをいち早く届けることができる。町の活気につなげてほしい」と話す。 (朝日新聞) http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000401104210001 |