Re: 2011年衆議院解散・総選挙はいつか? |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/5/27 21:17:41 「不信任なら解散」=首相サイド、造反けん制 自民、公明両党が内閣不信任決議案を今国会に共同提出することを決めた27日、菅直人首相を支える政府・民主党の複数の幹部は「不信任案が可決されれば衆院解散だ」と「解散風」を吹かせた。これは、党内の「反菅」勢力に選挙基盤が弱い若手議員が多いことを念頭に置いたもの。党除名と解散・総選挙の可能性があるという恐怖心をあおり、不信任案への賛成や欠席の動きにブレーキをかける狙いがある。 「比例単独議員には、不信任が可決されても解散しない、造反しても除名されないと勘違いしているのが多い」。閣僚の一人は27日、記者団にこう語り、解散・総選挙となれば窮地に立たされる比例単独議員を露骨に「どう喝」した。 2009年の衆院選で、比例代表のみの公認で初当選した民主党議員の多くは、当時幹事長として選挙を取り仕切った小沢一郎元代表に忠実とみられている。しかし、党を除名された上で解散となれば、無所属か新たに結成する小政党での選挙戦を強いられる可能性が高く、二大政党に有利な現行選挙制度で勝ち上がるのは容易ではない。 東日本大震災や福島第1原発事故で甚大な被害に見舞われた岩手、宮城、福島3県では、多くの住民が避難生活を強いられ、4月の統一地方選も実施は困難として延期。このため、「不信任案が可決されても解散は困難。内閣総辞職しかない」というのが一般的な見方だった。 しかし、枝野幸男官房長官は27日、首相の解散権には「全く影響しない」と強調。宮城県選出の安住淳民主党国対委員長も「万が一可決されれば(首相に)解散を進言する」とあおってみせた。 これに対し、小沢氏系の若手議員は「解散できるならすればいい。不信任案に賛成する」と明言、強気の構えを示した。小沢氏系は「解散なんてできっこない。まとまって造反すれば処分もできない」と不信任案への賛成を働き掛けているが、若手の間では「本当に除名されないのか」などと動揺も広がっている。(2011/05/27-18:49) (時事通信) http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011052700847 |