Re: 和歌山県の経済の現況、状況、景気 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/2/15 22:56:17 県20年度予算案 緊縮型に 和歌山県の平成20年度の当初予算案は、一般会計の総額で約5112億円と前の年度を5年連続で下回る緊縮型の予算となりました。 和歌山県は、平成20年度の当初予算案を県議会の議会運営委員会で説明し、正式に発表しました。それによりますと、一般会計は、総額で、約5111億8000万円で今年度より約66億9000万円、率にして、1.3%下回っています。 予算総額が前の年度を下回るのは5年連続で、5000億円台に乗った平成6年度以降では、最も少なくなっています。 歳入は、国からの税源移譲に伴い▼県税収入が過去最高の1058億円になったほか▼地方交付税の特別枠として配分される「地方再生対策費」として約30億円が見込まれています。 一方、75歳以上の高齢者を対象にした医療制度が4月から始まることに伴う負担増や借金返済額の増加で、62億円が不足しており、貯金にあたる基金を取り崩して補いました。 また、借金にあたる県債の残高は8159億円と、はじめて8000億円を超えて過去最高を更新し県民1人当たりの借金は、2万4000円増えて、77万7000円と財政の硬直化が進んでいます。予算案には、向こう10年間の長期総合計画の目標を実現するための「新政策」として産業の育成など6つの柱と20項目に上る事業を重点的に盛り込んでいて総額の約10%余りを占めています。 和歌山県の平成20年度予算案は、今月22日に開会する2月定例県議会に提案されます。 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/wakayama/lnews/01.html |