Re: 今後の和歌山市 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/2/28 23:46:48 和歌山市行政評価委:「発明館は廃止」指摘 老朽化、入館者も低迷 /和歌山 和歌山市が行う事業の効果、必要性を第三者の立場で評価する「市行政評価委員会」(委員長=南出和寛・和歌山社会経済研究所顧問)は、07年度の評価報告書をまとめ、同市寄合町の市発明館を「廃止すべきだ」と指摘した。同館は老朽化が激しく、入館者数も低迷。市は「施設の運営をどうしていくか検討していきたい」としている。 同委は、市長が委嘱した職員以外の識者ら8人で構成。行政が自ら事業を評価するのではなく、第三者に公平かつ客観的に評価してもらい、市民の目線に立った意見を施策に反映させる狙い。担当職員からヒアリングも行い、検討した。 発明館のほかに、市が「生きがいづくり」を目的に行っている市老人大学OB会の活動費補助金(年間約23万円)などについても、「補助金のばらまきになっていることは否めない」などとして終了・廃止を求めた。 同館は83年に市が旧紀陽銀行事務センターを購入、改築し84年に開館。当初は入館者数が年間6万人を超えていたが、近年は約3万人に落ち込んでいる。市直営だったが、91年度からは年間約5000万円で市都市整備公社に管理運営を委託している。 同館を巡っては、04年度の市の包括外部監査でも「廃館も視野に入れた抜本的な見直しが必要」との意見が出されていた。07年11月には、市が和歌山大に、同大観光学部の活動拠点として同館などを借り上げて提供することを提案した。 同館は指定管理者制度が導入され、08年度までは同公社への業務委託が決まっている。 市産業総務課は「今年5月に(産官民でつくる)運営委員会を開き、09年度以降の方向性を議論したい」と説明している。 毎日新聞 2008年2月28日 http://mainichi.jp/area/wakayama/news/20080228ddlk30010002000c.html |