Re: 和歌山 これはちょっとな |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2008/3/2 7:05:17 土地占有巡り市に賠償命じる 紀の川市の住民が所有する土地を旧打田町に不法に占有されたとして、合併後の紀の川市に損害賠償などを求めていた裁判で、和歌山地方裁判所は「旧打田町は住民に土地の所有権移転を求めず、不法に占有していた」として住民に50万円余りを支払うよう命じました。 この裁判は紀の川市に住む親子2人が昭和40年頃から所有していた土地を当時の打田町に町道として開発され、不法に占有されてきたとして合併後の紀の川市に対して計50万円余りの損害賠償などを求めていたものです。 これに対し紀の川市は「土地を占有してから20年以上経っており、民法の規定によりすでに土地の所有権は市にある」と全面的に争ってきました。 29日の判決で和歌山地方裁判所の藪崇司裁判官は「旧打田町は原告に土地の所有権を町に移すよう求めておらず、平成9年度までは原告から土地の固定資産税などを徴収していた」と指摘しました。その上で「旧打田町の姿勢は土地が自分たちの所有だと認識している態度ではなく不法に占有していた」と述べ、住民2人に50万円余りの損害賠償などを支払うよう紀の川市に命じる判決を言い渡しました。 判決について紀の川市は「詳しい判決を見た上で、今後の対応を検討したい」と話しています。 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/wakayama/lnews/04.html |