Re: 田辺市・土砂崩れ、崩落 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2011/12/29 14:43:04 土砂災害の報告会 2011年12月26日 ◎「深層崩壊起きやすい地形」/専門家ら 台風12号で起きた浸水や土砂災害について調べた和歌山大学などの専門家が25日、田辺市内で調査結果の報告会を開き、住民ら約30人が集まった。調査は和歌山大のほか徳島大、神戸高専の教員らが行っていた。 徳島大の西山賢一准教授は、田辺市伏菟野(ふどの)地区と那智勝浦町井関地区で発生した土砂崩れについて分析結果を述べた。山の斜面が深い部分から崩れる「深層崩壊」が起きたと考えられている。 西山准教授によると、このうち伏菟野地区は泥岩や砂岩というもろい地層だったが、井関地区は花崗斑岩(かこうはんがん)という硬い岩盤が崩れ落ちたという。西山准教授は、紀伊半島の地形や岩盤は深層崩壊が起きやすいと指摘し、早めに避難する大切さを強調した。 1889(明治22)年にあった十津川大水害の痕跡や文献を調べた報告もあり、参加者の一人は「今回の台風の進路はこの時と似ていた。被害だけでなく、そういった気象条件も住民らに伝えるべきだ」と意見を述べた。 (朝日新聞) http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001112260002 |