和歌山県選出国会議員と知事との新春座談会(2012年) |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2012/1/5 5:49:52 1月4日に和歌山放送ラジオで和歌山県選出国会議員と仁坂知事との新春座談会があったようだ。 2012新春国会議員座談会 和歌山放送・新春恒例の「国会議員座談会」が、きょう(4日)午後1時半からおよそ2時間半にわたって、和歌山放送本社スタジオから生放送され、和歌山県出身の国会議員と和歌山県の仁坂吉伸(にさか・よしのぶ)知事が、国政や和歌山県の行方について、活発な議論をたたかわせました。 座談会には、和歌山県選出の衆参両議員と、比例区選出の自民党の石田真敏(いしだ・まさとし)議員、公明党の西博義(にし・ひろよし)議員、民主党の玉置公良(たまき・きみよし)議員、無所属の大江康弘(おおえ・やすひろ)議員、それに仁坂知事のあわせて10人が出席しました。出席者は、ことし(2012年)の目標を色紙に書き表し、それぞれがことしにかける決意や政治課題などを紹介しました。 衆議院和歌山1区の民主党・岸本周平(きしもと・しゅうへい)議員は「再生日本」をことしのキーワードに掲げ、「民主党内問題をはじめ、与野党対立、消費税問題、震災復興の対応などで厳しい声を沢山頂いた。災害を踏み越え新しい日本を再生せねばならない」と抱負を述べました。衆議院和歌山2区の民主党・阪口直人(さかぐち・なおと)議員は、「幸せ日本一の和歌山をつくろう」をキーワードに掲げ、「日本はこれから、環境保護や人権擁護、民主化を進めていくことなど独自の価値で世界へ貢献する時代になる。和歌山が新しい日本の価値を体現する場となるよう可能性を追求したい」と述べました。和歌山3区選出の自民党・二階俊博(にかい・としひろ)議員は「強靱な日本、強靱な国土」と色紙にしたため、「大災害を受け、和歌山県のインフラ整備を見直すと遅れを痛感するが、こんな時こそ与野党一体となって奮起しなければならない年だ」と決意を述べました。衆議院比例区選出の公明党・西博義(にし・ひろよし)議員は、今年のキーワードを「復興元年」と位置づけ、「国がどれだけの速さで災害復興し、安心して生活出来る基盤を作れるかが政治の信頼回復に繋がるのではないか。また日本文化や伝統の再生にも我々の将来に繋がる」と述べました。同じく衆議院比例区選出の自民党・石田真敏(いしだ・まさとし)議員は「変化への対応」をキーワードに掲げ、「ことしを冷戦崩壊後の変化の始まる年と位置づけ、アジアとの共生やITの活用、少子高齢化、環境保護など様々な変化に対応し、日本人の自信と誇りをもって乗り越える必要がある」と提言しました。衆議院比例区の民主党・玉置公良(たまき・きみよし)議員は「諦めない心」を掲げ、「傾斜20度以上の農地の救済問題を、農業者や自治体関係者らが協力して政令を改正できた。このように諦めない事が災害復興にとって一番重要だ」と述べました。続いて、参議院の自民党・世耕弘成(せこう・ひろしげ)議員は「原点回帰」をキーワードに選び、「民主党政権に対して、国民の政治不信が非常に高まっている。原点に返って、本当の意味で日本や和歌山の為に役立つ政治をやり直したい」と述べました。参議院の自民党・鶴保庸介(つるほ・ようすけ)議員はキーワードに「道」を掲げ「内需拡大のため大胆な財政政策を決断せざるを得ない。道路整備は大きなチャンスになる」と述べました。参議院の無所属・大江康弘(おおえ・やすひろ)議員は「新たなり」をキーワードに選び、「主張を続けてきた道路の必要性がようやく正しいと証明されたと思う。いま何もかもリセットして災害対応する事が必要だ」と、かつて自らが所属した民主党の政権運営を批判しました。そして、和歌山県の仁坂吉伸知事は復興・復旧の「復」の一文字を掲げ、「日本のステータスが衰退している。日本の自信と誇りを復権の為もう一度取り戻したい。この中で和歌山県で復への課題をクリアし、全国に示していきたい」と抱負を述べました。 座談会では、消費税増税やTPP問題などを中心に活発な議論が交わされました。 なお、この模様は、和歌山放送のホームページで、オンデマンド方式で聞く事が出来ます。 http://www.wbs.co.jp/news.html?p=41701%22%20target=%22_parent オンデマンド放送 http://wbs.squares.net/zadankai2012/ |