悪質さではこちらの方が上に |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2006/7/2 0:47:07 海南の幼稚園のお話はちょっと記憶にないのですが、不正受給ということですので極端に言うとお金だけの話ということになります。 今回のは2歳以上18歳未満の父母と死別もしくは遺棄、暴力や性的虐待などを受けた子供を保護するはずの児童養護施設での虐待という、より末期的な状態に感じます。 子供達がいくら訴えても、児童養護施設以上の保護を受ける場所がないのですから。 記事の内容を見る限り、すでにうやむやにされる方向にあると言えるでしょう。 まず1つ、出勤おさぼり園長辞任とありますが、懲戒免職ではないの?ということです。 県が和歌山社会事業協会に園長退陣を求め辞任したのですが、同協会は一族支配で理事長職や園長職を固めていたのですから、このおさぼり園長も一族なのでしょう。 免職ではなく辞職したと考えるのが妥当です。退職金も出たでしょうし、氏名も伏せられています。 2つ目に、体罰をしていた職員3人が減給などの懲戒処分ということは、子供達は体罰を受けたこの職員達と今後も付き合っていかなければならないということです。 減給されたんだから社会的制裁は終わったなどと割り切れる内容なのでしょうか? また、今は反省しているであろう(そう思いたい)これら職員が、「こいつら(子供達)が密告したから減給されたんだ。近所から白い目で見られるんだ」と心のどこかに宿していないと言い切れるのでしょうか? これらの問題に対し、県・市・協会の正式回答は 「施設長交代後は態勢の変化が見られ、現時点では改善勧告の必要はない」 というものです。 和歌山という小さな地方で、悪質な犯罪が多発する原因の1つを垣間見るように感じます。 幼少期に受けた虐待が大人になってからの犯罪に繋がるとするのなら、県・市・協会は子供達を犯罪者にするべく育てているということになるでしょう。 |