[掲示板に戻る]
1 | 議会が空転の末流会─議会私物化の極み |
ゲスト |
岩出っ子 2006/9/29 8:12
[返信] [編集] 9月28日、一般質問の途中で、休憩になったまま議会が空転していた岩出市議会は、議会を再開できないまま、流会することになった。市が提案説明した条例案や3644万円の一般解補正予算等は、質疑がおこなわれないまま廃案になった。議案の中には、ごみ処理施設(溶融処理)建設に関わる議案もあり、議会の審議はきわめて重要な意味をもっていた。市当局は、議案の専決処分をおこなう予定。 一般質問の途中で休憩となったのはT議員の一般質問で、内容は、盗電問題をおこした建設会社への市の指導を問題とするものだった。この建設会社の社長はT議員の妻だ。妻の会社の不祥事に対する市の対応を問題視した夫が、議員の立場を利用して、市の対応を追及した格好になる。 自分の妻の会社の問題を取り上げて質問したT議員は、議案の審議よりも自分に関係する妻の建設会社の問題を重視し、自らは事態の収拾を図らなかった。一方、議会運営委員会と議長も事態の収拾を図れず、議会は機能不全に陥った。 今回の議会の終わり方は、何の問題解決にもなっておらず、議会流会後も問題解決が問われる。しかし、議員の責任も問わずに流会したので、責任の所在を明らかにする方策でも紆余曲折が予想される。 地方議会は、住民生活に深く関わる議案を審議し、自治体の最終の意思を決定する場。そこに議員の私生活に関わる問題をもちこみ、議案審議を妨害してしまった議員の責任は大きい。 この質問をおこなった議員は、民主党系の議員で、岩出市議会の中では4人で会派を構成している。事態を収拾できなかった問題について、議会は、住民に対し説明責任を果たす必要がある。 |
![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() ![]() |
![]() ![]() |
![]() ![]() |
BluesBB ©Sting_Band