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Re: 2014衆院選

名無しさん 2014/11/30 9:41 [返信] [編集]

民意どこへ:２０１４衆院選　掲示板“改装”１日で　３０日知事選投開票の和歌山
毎日新聞　2014年11月28日　大阪夕刊

　◇約半数の市町　業者、気をもむ
　来月２日に公示される衆院選で、和歌山県では、候補者ポスターを張る掲示板を受注した看板業者らが来月１日の天気予報にやきもきしている。県内３０市町村のうち１７市町で、直前の今月３０日に投開票される知事選の掲示板を衆院選用に「早変わり」させる作業を、一日で完了させねばならないからだ。業者らは「大雨や強風になったら徹夜作業になるかも」と空を見上げる。立候補予定者らも知事選の期間中は活動を制限され、前哨戦は一日だけとなる。

　同県海南市や紀の川市では急な解散で掲示板を土台から組んでいては間に合わないため、衆院選の枠を印刷したボードを知事選の掲示板の上に張り付ける。「知事選と衆院選の二つの掲示板が並んだら、住民が混乱する」「使い回せば予算が半額近くで済む」という自治体もある。

　海南市の全２８８カ所の掲示板の張り付けを受注した「大紀商工」（海南市）は「衆院選の投票日が確定するまで印刷を待ったので、一から組み立てていては間に合わない。来月１日早朝から作業を始めるが、天気次第では間に合うかどうか」と大量のボードを前に心配そうだ。大阪管区気象台によると、来月１日の同県の降水確率は７０％。

　一方、和歌山市など１３市町村は「一日で張り付けるのは難しい」として、知事選の掲示板の隣に新たな掲示板の設置を始めている。新宮市はボードに投票日の日付を記さずに製作し、衆院解散当日の２１日から設置を始めた。

　立候補予定者たちにも困惑が広がっている。３０日投開票の知事選の期間中は、知事選以外の政治活動が公職選挙法で規制されているためだ。知事選候補者を支援するとして届け出た「確認団体」以外は、演説会やビラ配りなどの政治活動を禁じられ、街頭演説もできない。衆院選の前哨戦として活動できるのは公示前日の来月１日だけ。立候補予定者の支援者からは「手足を縛られたような状態だ」「あいさつ回りくらいしかできず、情勢がつかめない」と焦りの声も聞かれる。【稲生陽】

http://senkyo.mainichi.jp/news/20141128ddf041010007000c.html