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Re: 一県幹部の責任ではない　巨悪を眠らせるな

名無しさん 2006/10/16 21:24 [返信] [編集]

≪問題あり、数々の知事発言！≫

＜平成18年10月第1回定例記者会見平成18年10月5日＞

ＮＨＫ：談合事件についてどう思われますか？
知事：これは業界の中の深部のことなので、私はうかがい知るところではない、県の方としてはこのようなことに関わっていない。

ＮＨＫ：大林組の顧問、知事自体は面識があったりしますか？
知事：全くないです。名前も知らないです。新聞にも名前は出ていないでしょう。　⇒　新聞に出る出ないは関係ないこと、話をそらすのがうまい。

ＮＨＫ：河内長野のゴルフ経営者の方と知事は友人だったと言われましたが。
知事：友人と言いますか知人の中の一人だということです。このような仕事をしていますと、たくさん人と知り合いになりますし、その中の一人、公共事業絡みでその人と、私も含めて県が関係していることは絶対にありません。
ＮＨＫ：お付き合いは、いつから知り合って、どういうお付き合いをされていたのですか？
知事：大阪府の副知事をしていたぐらいの時に、たまたま、そこのゴルフ場に行った時に紹介する人があり、話をするようになりました。そんなに会うわけでもないですし、食事をするわけでもないし、ゴルフも５、６年前くらいは何回かしたことがありますが、ここ４、５年の間はたまたま１回ゴルフをしたぐらいです。そんな付き合いです。⇒　たくさんの知り合いの一人と、趣味ではないゴルフを何回か一緒にすることを、世間では親密な関係というのではないですか？

ＮＨＫ：公共工事に至っては、フィクサー的な役割をしていたみたいなことは全然知りませんか？
知事：そういうことは全然知らない。ゴルフ場の経営者で政治向きのことには非常に詳しい人だから。私も副知事をしたりしているので、いろんなことを教えてもらったりするぐらいの付き合いで、公共事業のことに絡んでどうのこうのということは全く知りもしない。⇒　いろんなこと、しかも副知事として教授してもらうほどの関係を、世間では親密な友人と扱うのではないですか？

ＮＨＫ：天野山でゴルフをされた時も、例えばゴルフ代金を払わなかったり、安くやったりとかは？
知事：そういうことは全くありません。大変大きなゴルフ場ですし、大阪府の人なんかも行ったことのある方は非常に多いのではないでしょうか。私は、どちらかというとゴルフが趣味ではないので行かないほうです。

読売新聞：これだけ談合事件が同じ日に複数あると疑われているのは、入札制度そのものが欠陥があるのではないかと見られても仕方がないと思うのですが、この点についてはどうですか？
知事：これは、全国に先駆けて、透明性を維持しています。県が関与する余地がまったく無い。予定価格を公表し、公募にして、全国で２番目、３番目に実施した。自治体の職員が疑われたり逮捕されたりするようなことがあっては絶対いけないということから一番最初に始めた。県では、どんどん改良を進めていることは間違いないです。全国に先駆けて進めています。ここ何年かの和歌山県の入札制度の変更、矢継ぎ早に透明性を高めることをやってきています。
さらに入札システム自身をもっと改善する面があれば、それについては全国の先頭に立って改善していきます。
⇒　全国一番、先駆けていくらやったとしても、官製ならなんでもできる。心が問題。

紀伊民報：　談合の事実解明に向けて行政側が積極的に事実解明するというふうなことについてはいかがですか？
知事：県では事実解明できることはないです。こちらから何か働きかけるような余地があるようなことではないので、県庁の中で何を調査して、というようなことはないのですが、そういうものがあるという事実が明らかになってくれば、その段階で今後そういうことをやったところに対して対応していく。
⇒　そりゃそうです。あなたしかできない。

紀伊民報：１３日からペルーに行かれる予定だと聞いたのですが、特捜部の捜索もあってまだドタバタしていると思うのですが。
知事：ドタバタはしていないです。今度のことがあったからというわけではないです。⇒　日程変更のドタキャン。2時間の逃避行。予定忘れ。これを世間ではドタバタしていると言う。

<大阪地方検察庁捜査に係る知事会見平成18年10月12日>

知事：本日、本県の出納長が大阪地方検察庁に任意同行を求められたとの報告を受けました。極めて遺憾なことであり、私としては関わりはないものと信じております。
⇒　そう、希望的観測。それでなければ自分も危ない。

毎日新聞：　関わりはないと信じておられるとのことですが、これは確認ですが何と何が関わりがないんですか？
知事：出納長とトンネル工事の談合疑惑について、信頼している出納長であり、関わりがないと信じています。⇒　そりゃそうでしょう。任命者ですから。関わっていることになれば、累は我が身に及ぶ。

毎日新聞：ご自身はどうですか？
知事：関わりは前から何度も言っているように全然ありません。
⇒　談合の話し合いの場には全然関わっておりません。同席なんかしてません。

和歌山放送：知事自身今日ニュースを見て、お聞きになってどんな風に率直にお感じになりましたか？
知事：出納長は非常に厳格な人でしたし、責任感も強い人でした。そういうことに最高幹部の一人である職員が関わっているというようなことは考えられない。そういう意味では今日こういう事が起こったこと、遺憾に思っているし驚いている。⇒　
？それを見込んで任命したはず。口を割らないはずだと？　だからこそ、何度も何度も関係ないとメッセージを送り続けている。マインド・コントロール。

共同通信：今回の件で知事自身の責任についてはどのようにお考えになっていますか？
知事：今捜査が進展中なので私としては現段階ではその動向というものを見極めていきたいと考えております。⇒　進退極まれり。潔く……

朝日新聞：透明化を図るための入札改革ですけども知事自身としてはなぜこのようなことが起きたとお考えですか？
知事：私としては、いろんな形での入札制度を改革してきました。そこに自治体が関与する余地はないと信じているのですが、現にこういう事態が生じてきているわけなので、今後捜査の状況、結果を見極めた上で、もし起こったとすれば起こらないような制度を更に考えていかなければならないと思っています。⇒　問題は制度改革ではなく、人の問題、倫理観の問題。心の問題、心の改革こそ必要。そこに気づいてほしい。

日本経済新聞：いま出納長が取り調べを受けていますが、知事の責任問題というか進退についてどう考えていますか？
知事：進退うんぬんはともかくとしまして、捜査を見守って色々な対応を考えていかなければならないということしか今の段階では言えません。⇒　要するに最高責任者としての責任感、資質が欠如しているということ。

政経ジャーナル：新聞報道によりますと天野山の井山さんとは大阪の部長時代からの知り合いということですがそれは事実ですか？
知事：部長時代だったか副知事になった頃でしたか、正直言いまして、たくさんいる知人の一人なので、こういう仕事をしていると知り合いも多くなってきますし、そういう中で何度か会ったことがあるということで、公共事業とかそういう事に絡んで話をするという関係ではまったくないです。⇒　当初の説明と微妙に違ってきている(部長、副知事)？　たくさんいる知人の一人と、趣味でもないゴルフを一緒に行きますか？

ＮＨＫ：何度か会った時は出納長と一緒にお会いしたのですか？
知事：知事になって７年位になるので、職員で私の近くにいた人たちと知人とが知り合う機会があって、認識があるのだろうと思います。これは水谷氏が直接かどうかは知らないので。そういうときに会うことがあったということで、引き合わせたとか食事をしてとかそういうことでは全然ないです。いずれにせよ、私自身、誰かを誰かに紹介しなければならないといった意図があって動いたりすることは全然ありません。知事に就任した後の色々な動きの中で知り合う機会があったのかなという感じです。⇒　意図はなくても紹介されたほうは意図を感じて、忠実な部下であればあるほど、任命権者への熱意と忠実さを形で示すことになる。

ＮＨＫ：起こっているとしたら出納長が独自の判断をしたと知事自身は思いますか？
知事：出納長自身が独自の判断したとか、私はまずそういうことがなかったと思うのですが、公共事業について、大きな枠組みづくりについては、全国に先駆けてやってきました。私自身は関与もしてないし、認識がなかったという方が適切だろうと思います。実際問題、こういうことが起こってから調べたのですが、入札したときは外国へ行っているのです。２週間ぐらい、南アメリカに。帰ってきた時に入札くらいの感じです。客観的な事実をみてもそんな状況です。⇒　そう思いたい。潔白の身であるなら日程確認をする必要すらないはず。何を気にしたのか？墓穴？

紀伊民報：　出納長に任命したときにどういった点を評価されて任命されたのか？
知事：非常にまじめですし、仕事にも熱心な人だし一番適切だと思って出納長になってもらいました。⇒　そりゃそうでしょうね。一番都合のよい人だったということ。自分の意を汲んで動いてくれる人だということでしょう。だから立身出世もできた。

政経ジャーナル：井山さんと昭和設計の社長はものすごく深い関係だと報道されているが和歌山の場合、南館もビッグＵも昭和設計。昭和設計との社長とは副知事時代からの知り合いでしょうか？
知事：ビッグＵが昭和設計というのは認識がありましたが、南館が昭和設計がやったとい　うことも今聞いて「あ、そうかな」と思っているくらいです。当然のことながら昭和設計の社長という方も面識はないし、会ったこともないと思います。ただ、名刺交換が何千枚もあって、大阪時代では人がたくさん来たので、一回くらいは会ったことはあるかもしれませんが、その程度の認識です。⇒　和歌山は人が少ない。だからこそ、あえて過去のしがらみを全部断ち切って、新たに自身の権勢を築いてきたのだから。

政経ジャーナル：井山さんが丁度知事が部長当時にこの県庁前で事務所があったんですよ。それは知らないですか？
知事：それは全く知らないです。大阪の部長の終わりか、副知事になったばかりの頃でしたかたまたま知り合いました。ものすごく深いように言われていますが、知人の中の一人です。こういう仕事をしているとたくさんの人と知り合いになります。⇒　それはないでしょう。世間には通用しない。

政経ジャーナル：ゴルフを４～５回されたという報道があるが事実ですか？
知事：それも、大阪府の総務部長か副知事の頃に２～３回くらいやって、ここ４年くらいは天野山のゴルフ場は行ったこともない。事情があって、何ヶ月か前に一度だけ３年ぶり位に行ったことがあるのですが。私は、年に１、２回ぐらいしかゴルフをしないですし、外で人と食事することもほとんどありません。えらく特別な関係のように思われているみたいですが、そういうことなのです。⇒　特別な事情があるから行った。趣味でもない、何年に一回のゴルフ。親密だからこそ、それができる。そう思うのが常識。
共同通信：一番最近で行った数ヶ月前というのは何月頃？
知事：５月か、６月頃。
共同通信：　その時は井山さんもご一緒。
知事：個別の話をしていくと差し障りがでてきたらいけないので。ゴルフ場との関係でいえば、そういうことです。⇒　当然、自分に降りかかってきますからね。

朝日新聞：今回の事は井山さんと知事との友人関係に端を発していると言われるが、その道義的責任についてはどうお考えですか？
知事：知人ではありますが、それ以外のところで私はずっと知人関係ということがどのように使われ、動いたと言いますか、まったく認識もしていない。私は割と開放的な方なので、いろいろ誤解を招くようなことがあるのかもしれないですが、この井山という人の関係も知人の中の一人ということです。今回の発端になるような関係ではない。
⇒　ようするに、私の名前、立場、権力を勝手に使われた。私は被害者です。

政経ジャーナル：それでは知事としては井山に半分利用されたような形で迷惑な話だと心の中で思っているのですか？
知事：今は捜査中なので、話は出来ません。

毎日新聞：現在のところ県で関与が疑われているのは出納長だけですが他に関与が疑われる可能性があるというふうにお考えですか？
知事：いま捜査中ですが私は関与が疑われている人についても関与してないだろうと思って信頼しています。ましてや他に誰が関与しているだろうとかいうことは思ってもいないし、絶対にそんなことはあり得ないと考えています。⇒　そうあってはならないんです。

ＮＨＫ：ペルー行きを止められた理由は？
知事：県庁の外から見るとナンバー３の人が、任意同行を求められたという事実は非常に重い事実。ペルー行きは何ヶ月も前から準備してくれています。だから私は行けないことは泣きたいような気持ちなのですが、こういうことが起こって最高責任者である知事が外国に行っているということでは具合が悪いと考えました。

＜トンネル工事談合疑惑知事コメント平成１８年１０月１２日＞　
　本日、本県の出納長が大阪地方検察庁に任意同行を求められたとの報告を受けました。
　極めて遺憾なことであり、私としては、関わりがないものと信じておりますが、県民の皆様にご心配をおかけしたことに対し、深くお詫び申し上げます。
⇒　言葉と行動の食い違う人が、よく使う言葉。