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48 | Re: 和歌山県で鳥インフルエンザ発生か? |
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名無しさん 2011/2/20 2:34
[返信] [編集] 鳥インフルエンザ/県が2回目の対策会議 2011年02月19日 ◆現地作業20日まで 紀の川市の養鶏場で県内初の鳥インフルエンザが発生して4日目。約12万羽のニワトリの殺処分を終了した県は18日、2回目の対策本部会議を開き、養鶏場での作業を20日までに終えるという目標を確認した。一方、作業に当たった職員らが精神的なストレスを感じる恐れがあるとして、心のケアにも乗り出した。 ◆県職員 心のケア 県はニワトリの殺処分に当たった職員に対する心のケアにも乗り出した。通常、カウンセラーによる面談は曜日を限定して実施しているが、殺処分にあたった職員からの相談は、曜日を限定せずに対応することにした。すでに数件の問い合わせがあるという。 今回の殺処分は16日午前0時すぎから24時間態勢で進められ、携わった県職員数は約960人に上った。 作業にあたる県職員らは現場近くの体育館で健康チェックを受けたあと、白い防疫服に着替えて鶏舎に向かった。生きたニワトリを捕まえて5羽ずつポリバケツに入れ、ボンベから管を差し込んで炭酸ガスを注入する。処分が終わると袋に入れて密封し、埋却用の大きな麻袋に詰める。 マスクを着けたままでの作業は延々と続いた。途中、雨が降ったこともあって、泥だらけになりながらの作業だった。不慣れなために筋肉痛も出てきたという。 県職員厚生室の担当者によると「肉体的な疲労が落ち着いた数日後に、気分が優れないなどの症状が出る可能性もある」という。 ニワトリの殺処分は18日午前4時過ぎに終了した。殺処分した鶏の埋却作業は同日午後4時までに約4万8千羽まで進んだ。農場内にはニワトリのほかに飼料約110トンや卵約40トン、フンなどが残っていたという。清掃や消毒などすべての作業を終え、そのあと21日間以上、新たな感染の発生がなければ、移動制限区域は解除される。最短で3月14日に「終息宣言」となる。 県はこの日第2回対策本部会議を開いた。終了後に記者会見した仁坂吉伸知事は、養鶏農家への補償について「発生農家だけでなく出荷停止農家についても詳細を検討する。国の助成を利用して万全を期す」と話した。 家畜伝染病予防法では、殺処分したニワトリの評価額の5分の4を国が補償する仕組みになっている。また移動制限区域内の農家については、出荷できないことによる売り上げ減や、増えた在庫の保管費などを国と県で半分ずつ負担して全額助成する。 ◆陸自が撤収 県の災害派遣要請を受けて紀の川市の養鶏場でニワトリの殺処分に携わっていた陸上自衛隊員(約200人)は17日夜に撤収した。作業を終えて市所有の体育館に集まった隊員らに対し、仁坂吉伸知事や中村慎司市長が礼を述べ、特産のミカンやイチゴなどを手渡した。大阪府和泉市の信太山駐屯地から派遣されていた。 (朝日新聞) http://mytown.asahi.com/wakayama/news.php?k_id=31000001102190003 |
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