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5 | Re: 明るいニュース |
ゲスト |
名無しさん 2011/7/31 1:30
[返信] [編集] 【生物】紀伊のサル かんきつ類で味覚変わる?苦味を感じる遺伝子が変異し、かんきつ類などの苦味を感じない/京都大霊長類研究所 【生物】紀伊のサル かんきつ類で味覚変わる?苦味を感じる遺伝子が変異し、かんきつ類などの苦味を感じない/京都大霊長類研究所 ◇かんきつ類で味覚変わる?紀伊のサル、苦味OK 紀伊のサルは苦い食べ物も大丈夫――。 和歌山県や三重県など紀伊半島に生息するニホンザルの一部は、 苦味を感じる遺伝子が変異し、かんきつ類などの苦味を感じないことを、 京都大霊長類研究所の今井啓雄准教授と大学院生鈴木南美さんらが発見した。 周囲の食べ物が味覚に地域差をもたらした可能性があるという。 30日に京都市で開かれる日本進化学会で発表する。 動物の苦味感覚は、毒物に対する防御機構として備わり、 人間やサルでは約25種類の遺伝子が様々な苦味のセンサーになっている。 研究グループは、苦味感覚の進化を探るため、宮城県から鹿児島県まで 全国約20地域に生息するサル計約400匹の遺伝子を調査。 その結果、紀伊半島にすむサル集団の約3割から「TAS2R38」という遺伝子の機能変異が見つかった。 他の地域のサルにはこのような変異が全くなかった。 この遺伝子には、かんきつ類やアブラナ(菜の花)などに含まれる特定の苦味物質を検知する機能がある。 餌にこの苦味物質を塗って与える実験をしたところ、普通のサルは一切食べなかったが、変異があるサルは完食した。 今井准教授は、変異によって、自生するタチバナなどのかんきつ類の 苦い実を食べられるサルが100年以上前に現れたと推測。 栄養価が高い実を餌にすることで、子孫が増えた可能性があるという。 (2011年7月27日15時52分 読売新聞) ______________ ▽記事引用元 YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20110727-OYT1T00657.htm |
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