[掲示板に戻る]
![]() ![]() |
115 | Re: 医療と介護 |
ゲスト |
名無しさん 2007/12/23 5:47
[返信] [編集] 介護事故:大阪府内で調査1割 自治体の体制不備 介護保険事業者による大阪府内の施設での介護事故が年間約3000件程度起きているにもかかわらず、市町村の調査が1割以下にとどまっていることが分かった。介護保険法は、市町村が事業者や施設を調査する権限を認めている。十分に調査が行われていない背景には、「専門の職員が少ない」といった自治体側の体制の不備があるとみられる。 施設内の介護事故を巡っては、「施設に世話になっている」という意識が強いことから、家族や利用者からの責任追及が及び腰になりがちだ。このため、行政側の監視・指導の重要性が指摘されており、市民団体「福祉・介護オンブズネットおおさか」(大阪市)が調査した。大阪府は介護事故の統計をとっておらず、厚生労働省にも全国統計はない。 調査によると、昨年度は、大阪府内で計2974件の介護事故があり、うち死亡事故は88件(88人死亡)。05年度は2671件の事故が起き、95人が死亡した。入院に至ったケースも4割以上(1144件)あった。 一方、自治体の調査については05年度分のデータしかまとまっていないが、事業者から事情を聴いたのは2671件のうち243件。施設に対する実地調査はわずか15件しかなかった。 こうした自治体の消極的な姿勢について、オンブズネットおおさかの寺内順子代表は「自治体の体制や介護経験のある専門職の不在が大きな原因だ」と指摘。「相手がけがをしやすい高齢者という事情もあり、自治体にも事業者側にも介護事故への問題意識が薄い」と批判している。 毎日新聞 2007年12月22日 大阪夕刊 http://mainichi.jp/kansai/news/20071222ddf001040003000c.html |
BluesBB ©Sting_Band