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4 | Re: 大震災の和歌山への影響---首都圏(東京)から西日本へのシフトなど |
ゲスト |
名無しさん 2011/4/5 1:07
[返信] [編集] 和歌山の企業への影響 東日本大震災の影響は、和歌山県の企業にも出ています。 和歌山県経営者協会のアンケート調査で、県内のおよそ46パーセントの企業が震災の影響があると答えました。 アンケートは、先月末までの9日間、県内に工場や事業所がある企業に震災の影響をたずね、164社から回答がありました。 それによりますと、▼「震災の影響がある」と答えたのは45点7パーセントと半数近くの企業に上ったほか、▼「今後、影響がでる可能性がある」が19.5パーセント、▼「影響がない」は34.8パーセントでした。 また、今後の影響について、▼「部品や原材料などの調達に支障がある」が62.5パーセント、▼「仕入れ先が被災したか、電力不足のために売り上げが減少する」が31.3パーセントなどとなっています。 和歌山県経営者協会の塩路茂一専務理事は「取引先が被災したところが多いものの、現在は、在庫でまかなっているため、ホテル業以外では大きな影響はまだ出ていない。しかし今後は和歌山県にも部品や原材料の調達などで具体的な影響が出てくるとみられる」と話しています。 一方、原子力発電所の事故に関係する風評被害も出ています。 上富田町の梅干しを製造する会社では毎月、約50キロの梅干しをフランスに向けて輸出しています。先月28日食品の安全性を示す証明書がなければ、取引ができないと輸出業者から伝えられました。現在、商品化しているものは去年6月に収穫した梅干しですが先月分が出荷できない状態で、とめ置かれています。 梅干し製造会社の深見晴彦社長は「証明書が発行されず輸出できない状態が長引くと、梅干しは賞味期限があるので、新鮮な梅干しをフランスに届けられなくて困ります」と話していました。 こうした風評被害を少なくしようと和歌山県は食品の安全性を示す証明書を発行することになりました。 4日までに数件の問い合わせがあり、梅干しのほか調味料の製造会社からも輸出ができないという相談があったということです。 県では4日から企業からの申請 の受け付けを始めています。 和歌山県の食品流通課の北廣理人輸出促進班長は「今回は、EU向けの証明書の発行ですが、すでに5件の問い合わせがあり、証明書を発行することで県内で生産・加工された農作物をスムーズにヨーロッパに向けて輸出できることを期待しています」と話していました。 04月04日 19時00分 (NHK和歌山放送局) http://www.nhk.or.jp/lnews/wakayama/2045050081.html |
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