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43 | Re: 無届け高齢者施設の実態は! |
ゲスト |
行き場なく、雑魚寝の老後 2014/3/28 17:23
[返信] [編集] 行き場なく、雑魚寝の老後 ◎通所介護施設に宿泊 表通りの年越しそばの店に家族連れが並ぶ大みそかの夜、そこはひっそりとシャッターが閉じられていた。 東京都世田谷区の住宅街。路地の奥の戸建て住宅を改装した施設に、この夜も3人が泊まった。 通称「お泊まりデイ」と言われる。昼に自宅から通うデイサービスの事業所なのに、泊まり続ける老人がいる。 デイサービスの利用は10人ほどだが、6、7人が宿泊の常連だ。 ふだんは階段の上り下りができる2人は2階の6畳で、 車椅子が必要な人は1階の8畳ほどの部屋にベッドを四つ入れて雑魚寝のように寝る。 ベッドの間には衣類など生活用品を入れた紙袋が積まれ、ポータブル型のトイレが置いてある。 夜勤の職員は1人。夜は汚物の処理をしないため、朝は臭いがむっと鼻をつく。 老人たちは狭い部屋に詰め込まれ、一晩800円の宿泊料を払う。 シズさん(92)は2013年末に来た。 夫が亡くなった後、アパートで一人暮らしをしていたが、認知症が進み家で転んだ。 病院が経営する老人保健施設に入っていたが、3カ月しか入れてもらえなかった。 「特別養護老人ホームは入所待ち。有料老人ホームも見たが、とても高くて」。親族はため息をつく。 デイサービスで通っていたキヨコさん(96)はいつしか長期連泊になった。 自らトイレに行けず、食事も職員の介助で食べるが、硬いものは食べられない。泊まる人では唯一、長男が薬を持って面会に来る。 そのたび「帰りたい」と訴える。 一番若いフミコさん(65)はここでの生活が2年以上になる。食事やテレビを見る時以外はほとんど寝ている。 脳梗塞(こうそく)の後遺症もあって物忘れがひどく、5分に1回は不安そうに聞く。「自分はどうなるの」 有料老人ホームは介護保険で介護費用の9割が賄われるため、国が部屋の広さやトイレなどの設備の基準を設けている。 だが、お泊まりデイは保険の枠外のため国の基準もなく、老人がまともな介護を受けられない「劣悪介護」の温床だ。 「どこにも受け入れてもらえない老人がいるし、家族の負担も重い。現実は社会保障制度のはざまにいる人が多数派だ」。 老後には大きな不安が待つ・・・ 興味深い記事が載ってた。 |
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