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44 | Re: 白浜町につて思うこと |
ゲスト |
名無しさん 2012/2/14 21:55
[返信] [編集] 施工済み部分解体へ 白浜町のはまゆう病院建設ミス 紀伊民報 2月13日(月)17時3分配信 和歌山県白浜町の白浜はまゆう病院の新本館建設工事で、柱の位置がずれているのが発覚した問題で、病院を経営する白浜医療福祉財団(理事長・水本雄三町長)は13日、町議会に実態調査の結果を報告した。それによると地下1階では柱83本のうち55本が国の施工許容範囲の基準(20ミリ)を超えていた。設計・監理者の検査に対し、工事を請け負った日本国土開発の隠蔽(いんぺい)工作があったために、事態の判明が遅れたと考えられるとしている。 今後について財団は、施工済み部分を解体撤去した上で現契約を維持し、病院建築で実績のある企業の協力を得て工事をするか、現契約を解除し、実績のある信頼性の高い施工業者を決めるかのいずれかを選びたいといい、今月中に方針を固めたいとしている。 報告は、日本国土開発が測量専門会社に委託して調べた結果を基に設計・管理者の大建設計が精査し、原因の究明と対応策などについて財団と協議してまとめた。 それによると柱のずれは、地階(施工83本)では0〜20ミリ以下が28本、20ミリ超〜120ミリ以下が55本。地上1階(柱92本)では施工73本のうち0〜20ミリ以下が67本、20ミリ超〜80ミリ以下が6本だった。これに伴い梁(はり)にもずれが生じている可能性があるという。 寸法の違いが生じたことにより、現場を収めるために柱の鉄筋を曲げているが、曲がりの状態は構造基準の6分の1以内であったとしている。 施工ミスについては、日本国土開発が柱や壁の位置の中心線を出す作業の管理ができていなかったのが原因と指摘。柱のずれや鉄筋の曲がりなどは、これらの要因で二次的に生じたとしている。 さらに、2011年10月26日に地階で施工協力者が柱の位置の設定にずれがあることを見つけて工事事務所に連絡し、事務所が翌日に12センチのずれを確認して事務所内の会議でも報告したが、工事事務所長が構造的な問題はないと判断。柱のずれを2センチとした図面を作製して同11月11日に大建設計に報告し、実際には12センチのずれがあったまま施工していたことが分かったとしている。 財団はこれらの内容を報告し、「患者や住民に与えている不安と病院が受けているイメージダウンを回復するため、今後も透明性のある対応に努める」と説明した。 新本館は地上5階、地下1階建て。延べ床面積約1万1790平方メートル。総事業費約36億円。09年度末に国の医療施設耐震化臨時特例交付金(6億4100万円)の内示を受け、昨年3月末から現本館隣の駐車場で建て替え工事を進めている。 建物は今年6月に完成予定だったが、進捗(しんちょく)率は約2割。今の段階で1年数カ月の遅延が想定されるという。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120213-00000002-agara-l30 |
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