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78 | Re: ネットワーク議会! |
ゲスト |
名無しさん 2010/1/29 9:38
[返信] [編集] 日高川町が 獣肉解体処理施設建設に着手 日高川町は、国の経済危機対策交付金事業でシカやイノシシの肉を解体して商品に加工する獣肉解体処理施設の建設に着手。来年度からの利用開始を目指す。中津、美山地区の2カ所に設ける施設を地元の猟友グループが利用し、解体処理された獣肉は中津、美山の両産品販売所などで販売するほか町内の観光施設で「ジビエ料理」として振る舞う予定。利用開始後は狩猟意欲の向上にもつながり、被害が深刻な鳥獣害対策の一環に成果が現れると期待されている。 日高川町では以前から地元猟友会が狩猟期間中などに捕獲したイノシシやシシ肉を各グループで解体しているが、育場法の対象外で衛生管理の安全性から販売は難しかった。そんな中、県は平成20年度から「野生鳥獣の資源化イノシシ・シカ肉の利活用」として、イノシシ、シカ肉の安全対策の柱となる「わかやまジビエ衛生管理ガイドライン」を策定した。 同町で整備に着手した獣肉加工処理施設は、約2500万円をかけて道の駅Sanpin中津前の旧加工所を解体して平屋を建設するほか、旧美山村当時から遊休施設となっている猪谷水辺公園のレストラン棟を改修して整備する。 ここ数年、全国でも同様の施設が数多く誕生しているが、販売先が少ないことから消費拡大が課題となっており、施設運営開始後は獣肉の販路確保が最も重要となりそう。同町では精肉処理されたイノシシ肉は中津、美山の両産品販売所で販売するほか、温泉宿泊施設などで「ジビエ料理」として提供するほか、町外のホテルなどに食材用として提供できるような販路を模索するという。 日高川町では鳥獣被害が後を絶たず、農家の生産意欲の減退などにもつながると危ぐされている。特にイノシシやシカ、サルの被害は深刻で、被害面積は30ヘクタールを超え、農作物の被害額は平成20年度2100万円など毎年2000万円を超える。被害防止のため有害鳥獣で捕獲した数は平成20年度でイノシシが156頭、シカ248にのぼる。 (紀州新聞) http://www1.ocn.ne.jp/~ks-press/100129.html |
79 | Re: ネットワーク議会! |
ゲスト |
やまんば 2010/1/29 10:58
[返信] [編集] 78番名無しさん わざわざ紀州新聞の記事を探して貼付けていただいてありがとうございます。 あなたが何をおっしゃりたいのか分かりませんが、あなたはまさかこの新聞記事が全てだとは思っていませんよね? 私は新聞の記事を鵜呑みにすることは出来ません。新聞記者がどの程度勉強されて、どういう立場で書かれた記事なのか、分かりませんが、やはり物事は多面的に多角的な検討が必要ではないでしょうか? 特に行政が行う事業は、公益性というものを十分に検討する必要があると個人的には考えています。 和歌山県の行っている「野生鳥獣の資源化イノシシ・シカ肉の利活用」は県の事業として公益性はあると個人的には思います。記事に書かれている内容は、十分に理解出来ます。 ただ、町が多額の予算で建築する獣肉加工処理施設に関しては、まだまだ議論の余地があると思います。私の個人的な考えは、別スレでも読んでいただければ分かると思います。 せっかく新聞記事を引用されていますので、この記事に対しての意見を述べさせてもらいますと、 この記事は、役場の話をそのまま書いただけで、独自の取材の跡がみられない稚拙な記事だと思います。 猟友グループとありますが、当該地域に具体的にいくつのグループが存在して、何名の会員がいて、年間の捕獲頭数が何頭いて、そのうち何頭が処理施設の使用を予定しているのか、などを取材すればもっと説得力のある記事になったのではないでしょうか? 産品販売所で販売するとありますが、一方で全国的に販売先の確保が問題になっており販路の確保が問題と書いています。具体的にどういう販路を検討しているのかということについて触れられておりません。確かに全国的にジビエというのは、注目をあびているのかもしれませんが、その中で和歌山、とくに日高川町というブランドは存在していないと思います。どれくらいの解体処理頭数を想定して、どのくらいの売上を想定して、地域における経済効果をどの程度と考えているのか分かりません。この辺も取材して欲しかったですね。中途半端な問題提起になっていると思います。 これでは、一部の個人や業者のための事業と思われても仕方ないのかもしれません。 それと個人的に心配しているのは、衛生問題です。ジビエで、もっとも重要視されるべきだと思っていますが、この記事にはその点について全くふれられておりません。やはり問題点は、蓋をして見えなくするのではなくて、解決するべきではないでしょうか? 衛生面に関しては、特にソフト面での衛生管理が不十分に思います。今現在、どんな人がどんな方法で解体処理をするのか取材して、「衛生管理の安全性」の問題点を明らかにして、今後この処理施設を使用することでどのように解決するのか、取材して欲しかったですね。 個人営業の場合、食中毒などの問題は即売り上げに影響してくるので、それぞれ必死で衛生管理を行っていると思います。徹底した衛生管理が出来ていれば評価もあがるはずです。今回の町の処理場に関しては、衛生面での責任の所在が曖昧に思います。その結果、無責任でずさんな衛生管理になることが心配です。 町がやりたいことは分かりました、 しかしその根拠やその事業の結果予測が見えません。また、衛生問題での不安も感じます。もう少し議論の余地があるのではないかと思います。 この事業に頭から反対してるわけではありませんが、私のような素人がみても問題点を感じてしまいます。これらの問題点に納得のいく回答が得られるのであれば、私も本事業を応援したいとは思います。 以上です。 また、今回、紀州新聞の記事が引用されていましたが、紀州新聞や日高新報は地域の大切は地方紙だと思っています。役場の広報ではなく、独自の信念を持ってより良い新聞になって欲しい心から願っています。 |
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