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| 97 | Re: 特別展「紀伊徳川家の威風」 |
| ゲスト |
名無しさん 2025/10/26 15:50
[返信] [編集] 展示のみどころ 紀伊徳川家のはじまり 〜なぜ御三家が和歌山に?〜 重要文化財 南蛮胴具足 紀州東照宮蔵 紀伊徳川家の初代は、徳川頼宣です。これまでは徳川家康の跡を継いだ江戸幕府2代将軍の秀忠(ひでただ)が、家康に寵愛された弟の頼宣を和歌山の地へ追いやったという説が有力でした。今回の特別展では、当時の幕府の軍事的な戦略を踏まえて、御三家が和歌山に置かれた理由を考えます。 偉大なる父母 〜徳川頼宣の父母と紀伊徳川家との絆〜 子安鬼子母神立像 本遠寺蔵 徳川頼宣の父は徳川家康、母はお万の方(養珠院)です。家康は江戸幕府を開いた武将として有名ですが、母もまた個性的な人物で、当時女人禁制であった七面山(しちめんざん)(山梨県)に初めて登った女性として知られています。この章では、家康を祀る紀州東照宮(きしゅうとうしょうぐう)とお万の方の菩提寺である本遠寺(ほんのんじ)(山梨県南巨摩郡身延町)所蔵の資料から、2人と紀伊徳川家の繋がりを紹介します。 紀伊徳川家のみやび 〜歴代藩主の作品やコレクションの数々〜 青磁葵紋火鉢 養翠園蔵 紀伊徳川家歴代の当主は武士ですが、武芸のみならず、教養人として学問に励み、書画を揮毫し、漢詩や和歌を詠み、茶道や陶芸にも精通していました。この章では、彼らの作品や収集したコレクションなどを展示し、江戸時代の大名の華麗な生活や教養について紹介します。 田辺領主の安藤家 〜紀伊藩ナンバー2ゆかりの品々〜 陣羽織 安藤直次所用 鹿島神社蔵 紀伊徳川家と比べるとあまり知られていませんが、田辺城の城主で、紀伊藩で藩主やその一族に次ぐ地位を誇ったのが安藤(あんどう)家です。初代当主の安藤直次(なおつぐ)は、徳川頼宣を傅役(もりやく)(今で言う教育係)として支え、明治時代には藤巌神社(とうがんじんじゃ)(田辺市)に祀られています。 聖地和歌の浦 〜今年は南龍(なんりゅう)神社創建150年〜 八幡神立像 紀州東照宮蔵 徳川頼宣が父母を祀った和歌の浦は、風光明媚な名所として知られています。明治維新で紀伊徳川家の支配は終焉しますが、紀伊徳川家を慕う旧藩士たちが奔走して、今から150年前の明治8年(1875)この地に頼宣を祀る南龍神社が創建されました。 |
| 98 | Re: 特別展「紀伊徳川家の威風」 |
| ゲスト |
名無しさん 2025/11/3 16:42
[返信] [編集] これぞ御三家の威光 紀伊徳川家に伝わる秘宝など130点展示 和歌山県立博物館で特別展開催 これぞ徳川御三家の威光−。江戸幕府を支えた紀州藩に伝わる文化財などを集めた特別展「紀伊徳川家の威風」が、和歌山県立博物館(和歌山市)で開かれている。徳川家康ゆかりと伝わるかぶとや刀など初公開の品を含む130点を展示。幕藩体制のなかで特別な地位を占めた紀伊徳川家の存在感をうかがわせる内容となっている。 今年は、和歌山市の景勝地・和歌の浦に、紀州藩初代藩主の徳川頼宣をまつった南龍神社(紀州東照宮に合祀)が創建され150年の節目となることなどから企画した。 紀伊徳川家は2代将軍、徳川秀忠が1619(元和5)年に弟の頼宣を駿河(静岡)から紀伊に転封したことで始まった。近年の研究では、同年から始まった大坂城の再建に合わせ、頼宣を西日本統治の補佐役とするため和歌山に配置したとの見方が主流といい、徳川家の貴重な文化財が伝わっている。 初出展の「六十四間星兜(けんほしかぶと)」は、64枚の鉄板をつなぎ合わせたカブト。旧藩士が南龍神社に奉納し、家康ゆかりのカブトとの見方もある。「太刀 銘 光忠」や欧州で製作されたと伝わる「南蛮銅具足」など家康の遺品で国重要文化財の出展もあり、紀伊徳川家の威風がうかがえる。 また、紀州藩の付(つけ)家老を務め田辺領主だった安藤家にまつわる文化財を集めたコーナーも初めて企画。付家老は幕府から任命され徳川御三家のみに置かれた役職だ。初代付家老の安藤直次が小牧長久手の戦いで池田恒興を討ち取った際に使ったとされる槍や関ケ原の戦いなどで着用した陣羽織、また同家に伝わる南蛮風の具足などを展示している。 和歌山市の女性(68)は「南蛮渡来の具足は興味深かった。紀州徳川家の力を感じた」などと話していた。 11月24日まで。同展終了後、同館は設備改修のため当面休館予定。問い合わせは同館(073・436・8670)。 https://news.yahoo.co.jp/articles/7694eae072f46962a04b5585c4b4bdf1b4f3a08b 特別展「紀伊徳川家の威風」 江戸時代に2人の将軍を輩出するなど栄えた紀伊徳川家の歴史や文化を紹介する特別展が和歌山市の県立博物館で開かれています。県立博物館で現在開かれている特別展には、徳川御三家の一つとして江戸幕府を支え、現在の和歌山県の礎を築いた紀伊徳川家に関連する資料が展示されています。展示は「紀伊徳川家のはじまり」や「聖地和歌の浦」など5つのコーナーで構成され、展示物のうち、国の重要文化財の南蛮胴具足は、初代当主の頼宣が父・家康所用の品として和歌浦の紀州東照宮に奉納した、イタリア製の兜と胴を具足としたもので、胴に火縄銃の弾痕があり、強度を試したものと考えられています。ほかにも、歴代当主の書画やコレクション品など貴重なものが数多く展示され、県立博物館の前田正明学芸員は、「武芸のみならず文化的教養を身に備えることを意識した歴代当主や、付家老で田辺領主を務めた安藤家に関する資料などの展示物を通して、紀伊徳川家について知って頂ければ」と話しています。特別展「紀伊徳川家の威風」は今月24日まで開かれています。 https://www.tv-wakayama.co.jp/news/detail.php?id=85943 |
| 100 | Re: 特別展「紀伊徳川家の威風」 |
| ゲスト |
名無しさん 2025/11/23 21:25
[返信] [編集] 意外と大阪城天守閣からの出品が多かった 中でも特に目を引いたのは「大坂夏の陣図屏風」 膨大な人数が緻密に書き込まれてるのは吃驚 少年時代の徳川頼宣をピックアップして示してたのはよいがその他の和歌山ゆかりの人物(藤堂高虎、浅野長晟、真田信繁、真田幸昌など)もどこにいるか示せれば尚よかったはず (幸昌と頼宣は同い年で敵味方に別れての初陣、この関係はもっと使えるネタ) 終了後、来年8月まで休館は長すぎ… |
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