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Re: 旅田頑張れよ 135 2010/4/24 7:43

Re: 旅田頑張れよ 名無しさん 2010/4/24 14:46

Re: 旅田頑張れよ 名無し 2010/4/24 15:29

Re: 旅田頑張れよ 135 2010/4/24 19:48

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165	Re: 旅田頑張れよ
ゲスト	135 2010/4/24 7:43  [返信] [編集] 以前、旅田氏の「政治家としての政策提言」について尋ねた者です。 彼自身が記した「政策提言とその詳細」のようなものはネット上に存在しないようですので、第３者によって語られている部分や議会の発言録など断片的な情報をかき集めて読んでみました。 旅田氏本人の弁明を聞くことができないので、見当違いな意見となるかも知れませんがご容赦下さい。 さて、彼の政治家としての評価ですが、「政治センスはあるが市政の手綱は任せるには危険な人物」ではないかと思います。 「小泉郵政改革」のように、し尿処理業者と対決する構図で市民を味方につけた政治手腕は非常に高く評価されてしかるべきでしょう。 高齢者を中心に市民の受けが良く、いまだにファンが多いのも頷けますし、豊臣秀吉のような「人たらしの天才」だったのかも知れません。 ただ、政党に属さない彼の最大の支持基盤はこの「民衆」であったため、彼らが嫌がるような政策（歳出削減政策）を打てず、病巣（収支不均衡）へのアプローチが、ポジティブ一辺倒（借金してでも何かに投資し歳入を増やす）になってしまった印象を受けます。 また、発想力・企画力はあるが、これを裏付けするための「経済学的知識」が不足している感は否めません。 例えば、18歳人口の減少を食い止めるため、県内に「進学先」（公立大学）を確保する事自体は私も賛成ですが、大学全入時代を迎えＢ級私大の経営状態が悪化している中、秋田県の国際教養大学のような明確なビジョンがなければ、すぐに不良債権化します。 「起業家を育てる」なんて軽いビジョンで文系単科大学など造っても、結果は見えていたと思います。第一、財源がない。 他にもカンフル的な施策を次々と打たれていますが、どれも和歌山を永続的に発展させるようなものでなく、費用対効果を無視し、和歌山の「病気」を進行させるようなものも散見されます。 「知識（セオリー）」がない分、自由な発想・アイデアも浮かんできたのだと思いますが、多くの人々の将来に責任を持つべき地方自治体のトップが、楽観的な予測に基づき借金をしてまで大掛かりな事業を遂行するというのは、やはり問題があるといわざるを得ません。 ただ、発想力・企画力はある程度センスが必要だと思いますが、「学問」は努力次第で身につくものなので、旅田氏はこれから経済学や経営学といったものを習得し社会復帰すれば、より良い政治家になるのではないかと思います。 なお、彼の刑事事件については興味ないので、有罪・無罪などには言及しませんが、市民オンブズマンによる参考サイトを見る限り、石泉閣の件に関しては「市長として、やる必要のなかった事業に邁進した」と言われても仕方ないと思います。 （参考URL） http://www.naxnet.or.jp/~wa_obz/news/28/news-28.htm
167	Re: 旅田頑張れよ
ゲスト	名無しさん 2010/4/24 14:46  [返信] [編集] >>165 確かに、思いつきですぐに行動をする市長だったようですね。 だから、当たり外れが多かったのかもしれません。 初期のころは、県との協調姿勢があったようですが、途中で知事選に出るなりして 関係がズタズタになったようです。 財政に余裕があり、冒険も許されるのでしたら、おもしろい市長ということで収まったのかもしれませんが。 市立大学構想にしても、思いつきはよかったと思うが、採算とか大学の 性格とかがぼやけてしまったのでしょうね。 政争も絡んで、市立大学構想は、旅田さんが嫌いだから反対という声が多かったのは 残念な話だと思いましたね。 和歌山県には、４年制の大学は、和歌山大学、高野山大学、近畿大学生物理工学部がありますが、 すべて紀北にあり、中紀あたりからも通学が困難ですから、無理をすれば、田辺あたりからも 通学できるような和歌山市内の場所に市立大学を作る構想だとよかったのじゃないか？とは思いますね。 知事選に出たのに、こういう発想ができないところにも、旅田さんの限界があったとは思いますね。
168	Re: 旅田頑張れよ
ゲスト	名無し 2010/4/24 15:29  [返信] [編集] 政治は独裁で無い限り、良い意味で他の政治家の協調は必要ですね。 確かに思いつきの行き当たりばったりでは「当て外れ」もおおいでしょう。 石泉閣問題でおばちゃん連中から反発を食らった。 市民の税金を愛人に使ったのか！と。 まあ、それは「公私混同」と言われても仕方ないけど、 その案を議決した議員には何もお咎めは無いのかな？
169	Re: 旅田頑張れよ
ゲスト	135 2010/4/24 19:48  [返信] [編集] >>167 同感です。 18歳人口を維持・増加させるためには、彼らが岐路に立った時、県内に「進学先」か「就職先」がなければなりません。 ただ、和歌山県は地政学的に企業の経済活動には全く「向いていない」。 企業側には、動線からハズレている和歌山に事業所を置くメリットはほとんどないのに、県民に夢を見せるためなのか、企業団地を造成してまで企業誘致しようとする姿勢は「カミカゼアタック」というほかないでしょう。 実際、直川用地にて11社の企業誘致に成功したようですが、うち8社は物流業者、２社は卸売業者という事からも分かるように、「倉庫（土地）」を提供しているに過ぎず、そこから生み出される新規雇用というのも倉庫内ピッキングなど単純作業（アルバイト）が大半だと思われます。 近所の主婦には向いているでしょうが、高校生にとって魅力ある就職先とは言えないでしょう。 結論として、和歌山県が持っているリソースでは、「誘致」という形で「就職先」を確保するのは非常に難しい。 ですから、旅田氏は「誘致」ではなく「起業」で就職先を確保しようと、和歌山創造大学なるものを提唱したのでしょうか。 「学生が企業してくれたら嬉しいな♪」と。 着眼点自体はいいと思いますが、「起業」と「大学経営」を甘く見ているので、もし、この大学ができていれば、生徒不足によって早晩行き詰っていた事は容易に想像できます。 もし、和歌山に大学を作るならば、智辯高校の受験生が進学先として選ぶようなグランドデザインが必要でしょう。 都会のブランド大学に勝つには、立命館アジア太平洋大学（大分県）や国際教養大学（秋田県）のように、入学のハードルをあげるのはもちろん、英語による授業で卒業生の質を担保するなど、かなり高度なカリキュラムと教授陣を用意しなければならないので、設立には相当な年月がかかると思います。 旅田氏の政策には、「お客が欲しがるものを売るのではなく、こちらが売りたいものを売る」というスタンスが共通しており、マーケティングが徹底されていないので、168さんが言われるように「当たり外れ」が多くなってしまうのでしょう。 リーダーは、成功時のイメージばかりを追い求めるのではなく、最悪の事態に備えて常に次善の策を用意する必要があると思います。 が、しかし、過去の市長選に関する資料を読む限り、この18歳人口の問題に切り込んでいるのは旅田氏しかいないので、他の候補者よりは真剣に和歌山の将来を考えていたのではないでしょうか？ >>168 石泉閣問題でも分かるように、あのような杜撰な計画を通す議会なら議員は40人もいりませんね。 市長の権限を強化するためにも、10人以内でいいかも。