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Re: 紀の川市長選について 名無しさん 2009/11/7 2:47 |
12 | Re: 紀の川市長選について |
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名無しさん 2009/11/7 2:47
[返信] [編集] 合併の先に:09紀の川W選/下 一体感 /和歌山 ◇残る旧町意識、進む新庁舎計画 「『川南ばかり良くなって』と、川北の人に言われている」。紀の川南部に住む建設業の男性(41)は言う。05年11月に合併した旧5町は、紀の川を挟んで南の“川南”に貴志川、桃山、“川北”に那賀、粉河、打田。今も旧町ごとの地元意識は色濃い。 初代のリーダーを選ぶ05年12月の前回紀の川市長選は、旧貴志川町長だった中村慎司・現市長(67)と、旧粉河町長だった服部一県議(68)の一騎打ち。「おにぎりと熊どっちよ」。双方のマスコットキャラクターを指した隠語が、発足したばかりの市民の間でささやかれた。そして2874票差で勝ったのは、川南の中村氏。「職員採用も南が多いとかうわさになる」(建設業の男性)のは、選挙のしこりともいえる。ただ、市発足後の市立小中学校の改築を例にすると、施工済みも含めて予算がついているのは、旧貴志川町を除く4町の4校。南北でいうと2校ずつだ。 生まれたてで、何かと疑心暗鬼になりがちな市は今、新庁舎計画を進めている。旧5町の役場を活用した分庁舎方式でスタートしたが、旧打田町役場など計4施設を使う本庁舎は、築35年の旧打田町公民館をはじめ老朽化が進む。旧町役場の粉河を農林商工、那賀を保健福祉、桃山を建設、貴志川を教育と、業務ごとに分散した配置は、公平といえば公平だがいかにも効率が悪い。 庁舎建設検討委が07年2月に「年間約2億円の無駄がある」と試算した分庁舎方式。検討委は、本庁−分庁舎間の移動による非効率などを指摘した。そして、市は今年2月策定した新庁舎建設基本構想で、「職員の連帯感が希薄になる」と加えた。新庁舎は敷地面積約1万平方メートルで、現在の敷地内で建て替える。12年度までに工事を終える予定で、総事業費は50億円を超す見通しだ。 市長選に出馬表明している新人で元打田町議の根来博氏(64)は、争点に新庁舎計画を挙げ、「計画を凍結して、教育や福祉にお金を回すべき」と主張する。一方、再選を目指す中村市長は「合併特例債を活用できるのは今だけだ」と、必要性を訴える。 市最初の大事業といえる計画。効率上のメリットにとどまらず、職員の連帯を深め、ひいては市民のシンボルとなり得るか。まちづくり全体が問われる。 (毎日新聞) http://mainichi.jp/area/wakayama/archive/news/2009/11/06/20091106ddlk30010286000c.html |
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