しゅうこうの坊主まるぼうず
- アナログな世界2020-04-21
母親はいつも庭に菜園をつくり、少し多めに野菜を栽培する。そして、その食べきれない野菜をたまにもらうことがある。 人間が自分らの都合で植えたのに、それぞれの野菜は勝手に育っていき、収穫させてくれる。とても不思議であり、有難くもあり、収穫という代え難い
- 平成30年、今必要なことは?2018-01-06
平成30年が明け、住職としては13年目に入りました。光陰矢の如しとはよく言ったものです。 年末の餅つきから、鐘つき、おそばの振る舞いを年末年始の行事として始めましたが、今年は深夜寒いところ15名の皆様にお参りいただきました。 昨年も公私ともいろんな
- 講演会2017-09-18
夏の終わりに講演会の依頼があり、地元のお医者さんと歌手の丸石さんらと出演させていただきました。こういう機会はほとんどないのですが、いろいろと勉強させていただきました。キーワードは「終活」。内容は「ありがとう」の感謝の言葉でつながりました。以下、新聞記
- ある方へ生き方の一考2016-12-23
生き方についての一考 子供を産み、育ててゆく過程は、皆一様に不安と心配の連続である。しかし、親の生きざまを想うとき、代々受け継がれる人間観というのは皆同じでないにしろ、それぞれがその背中を追ってゆくものであろう。 人としての正しい道徳観を持ちつつ、親
- 本来の面目2016-07-02
先日寺報に掲載させていただいた記事です。 ○本来の面目 尼寺に育った私は、物心つくころには、自分が育った場所がいかに特殊な場所であったかが分かるようになってきた。 「尼さん」=「あんじゅ(庵主)さん」とは、男のお坊さんとはまた違った生き様と、また周囲/li>
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