Re: JR阪和線・きのくに線・和歌山線の話題 |
投稿者: 名無しさん 投稿日時: 2018/3/14 15:55 あがらのまち自慢 ワカカツとJR和歌山線 新型車両で乗客増期待 /和歌山 毎日新聞2018年3月14日 地方版 JR西日本和歌山支社は、沿線自治体、住民、高校などと協力して、JR和歌山線(和歌山−王子)で「ぼくらの和歌山線活性化プロジェクト」(ワカカツ)を進め、駅の美化、イベント列車の運行などを実施してきた。JR西は新型車両の導入など約120億円の設備投資を決め、さらに大きく変わろうとしている。狙いなどを伊藤義彦・和歌山支社長に聞いた。【矢倉健次】 <新型車両への切り替えは来年春から> ◆車両の異常を検知した際に自動的に緊急停止する装置やLED照明、多機能トイレなどを備えたステンレス製の227系を順次投入し、約1年かけて56両すべてを入れ替えます。現在は和歌山線が1984年に電化された時から使われている車両も走っているので大きな変化です。また2020年春には車載型IC改札機を使って和歌山−五条間で「ICOCA」が使えるようになります。 <なぜ今から設備投資するのか> ◆県内で和歌山線が走る紀の川沿いの5市町は1998年と2015年の比較で、人口が59・7万人から56万人に、和歌山線の1日当たり利用者も5776人から4722人に、それぞれ減少し、さまざまな合理化を断行しました。しかし、重要な通学、通勤の手段であることに変わりはありません。社としては貴志川線のように廃線の瀬戸際に追い込まれてから改革するようなことにはならないよう、このタイミングになりました。良い車両に乗っていただくのは最大のサービスです。沿線には豊かな農産物や世界遺産・高野山などがあります。ICOCAエリアの拡大とも相まって沿線外からも乗客の方を呼び込めると思います。 <ワカカツの役割も大きくなる> ◆サイクルイベントをより充実したものにする「サイクルトレイン」や地元高校生の演奏が楽しめる「クリスマストレイン」などを継続し、新たな企画も始めたい。地元と一体となって進んでいきたいです。 メモ JR和歌山線の営業距離は和歌山から王子までの87・5キロ。県内は和歌山を除く21駅中、14駅が無人。うち紀伊小倉、中飯降駅は駅前広場が整備された。今月11日にはJA紀の里とのコラボ企画「フードトレイン 運転士体験×いちご狩り」があった。 http://mainichi.jp/articles/20180314/ddl/k30/040/373000c |